所有者不明猫活動団体について

茨木市では、所有者不明猫(いわゆる野良猫)を原因とする鳴き声、糞尿などの生活環境被害や近隣トラブルの原因ともなる無責任なエサやり行為などの問題解決に取り組んでいます。

所有者不明猫(いわゆる野良猫)について

周辺環境に被害を引き起こす野良猫ですが、もとをたどれば、無責任な飼い主に遺棄された被害者であり、かけがえのない命です。「動物の愛護及び管理に関する法律」によると、すべての人が「動物は命あるもの」と認識し、どのような人であっても、動物を殺傷したり苦しめたりしてはならず、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して取り扱う必要があります。

茨木市の所有者不明猫活動団体の活動とは?

この活動は野良猫を排除するのではなく、これ以上不幸な命を増やさないために猫の繁殖を防止し、市に登録された所有者不明猫活動団体の管理のもと、一代限りの命を、人とともに生きていくことを目指しています。

主なルール

  1. 避妊・去勢手術をする
  2. エサやりのルールを決める
  3. トイレの場所を決める
  4. 餌の食べ残しやフンの掃除等を励行し、生活環境の悪化を防ぐ

野良猫に餌を与えなければ解決するのでは?

野良猫に餌を与える人がいなくなっても、猫は飢死を待ちません。弱い猫は縄張り内のゴミをあさり、強い猫は縄張りを拡げ、結局、野良猫を原因とする生活環境の問題は防げないでしょう。

また、避妊・去勢手術をするためには、野良猫を捕獲する必要がありますが、野良猫は警戒心が強く、なかなか捕まえられません。エサやりなどをして、人に慣らしていく必要があります。

避妊・去勢の手術をしないとどうなるの?

メスの子猫は生後4~12か月で繁殖できるようになります。猫は1回の出産で4~8匹の子猫を産み、1年に2~4回の出産が可能です。1匹の猫が1年間で20匹以上に殖えることも可能です。まず、オス、メスともに避妊・去勢手術をして、匹数をコントロールすることが重要です。

猫に思いを寄せる方、快く思われない方、排除はしたくないが、猫の糞尿や鳴き声で被害を受けて困っておられる方、様々なお考えの方がいらっしゃるとは思いますが、所有者不明猫活動団体の活動について、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

野良猫

所有者不明猫の世話及び減らす活動を行う団体の登録条件は次のとおりです。

  1. 2人以上の個人のみで構成される団体
  2. 登録前に市が開催する研修会を構成員が受講し、市の取組に賛同する団体
  3. 登録後において市が指定する研修会等に構成員を参加させる意思があり、
    動物の適正な飼養及び愛護の推進について自己啓発に努める団体
  4. 手術の費用負担等の責任を自ら負うことができる団体
  5. 手術を行った所有者不明猫の世話を最後まで行うことができる団体
  6. 地域の住民に当該団体の活動内容について理解を求める活動をしている団体
  7. 地域の所有者不明猫の状況を毎年、市長の求めに応じ報告することができる団体

参照

 茨木市飼い猫等避妊・去勢手術費補助金交付要綱(PDF:144.3KB)    

耳のV字カットについて

所有者不明猫活動団体の管理する猫が、避妊・去勢手術を受ける際に、同時に耳先をカットし、繁殖能力がないことを分かるようにしています。カットは麻酔がかかった状態で行われています。

避妊・去勢手術が済んでいるかどうかは獣医師でも麻酔をかけないと分からないことがあります。最悪、開腹するまで手術済みかどうか気づかないこともあります。猫を捕まえて、獣医さんに運んで・・・・という手間も無駄になりかねません。一目でわかる印をつけることにより、誤って別の人が再度手術のために捕獲することを防ぐことができます。

初めて見るとびっくりするかもしれませんが、虐待ではありませんので、ご安心ください。耳がV字カットされた猫は、これ以上、猫を増やすことはありませんので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

猫耳カット

この記事に関するお問い合わせ先
茨木市 市民文化部 市民生活相談課
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