食品ロス対策について(事業者向け)

更新日:2021年12月15日

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まだ食べられるのに捨てられてしまう食品の削減を推進する「食品ロスの削減の推進に関する法律」が、令和元年10月1日に施行されています。

事業者の皆さまにおかれましても、食品ロスの削減にご協力をお願いいたします!

食品ロスとは?

「食品ロス」とは、食べられる食品でありながら廃棄されることをいいます。

日本では、食品関連事業者から年間約357万トン(平成27年度推計)もの食品ロスが発生しており、これは、世界中で飢餓に苦しむ人々への食料援助量(平成27年で約320万トン)を超える量です。

食品ロス削減により期待される効果

ごみ量の減少
ごみ処理のコスト削減
CO2等の環境負荷の低減

食品ロスを減らすために

飲食店・宿泊施設における取組例

食べ残しを少なくするメニューの設定・量の調整

通常の量のメニューに加えて、小盛りやハーフサイズなどのメニューを設定し、注文する方の選択肢を増やすことで食べ残しの削減につながります 。
また、注文する方の要望によっては、個別に量の調節をしたり、食物アレルギーのアレルゲンを含む食材を抜くなどの対応が考えられます。

無駄のない食材の確保・食材の使い切り

需要予測の精度向上などにより、客数に応じた無駄のない食材の確保に努めることで過剰在庫の削減が期待できます。
また、カット野菜など、ロスの少ない食材を活用することで店舗や施設から排出される食品廃棄物の削減につながります。

 

小売店における取組例

ばら売り・量り売り・割引等による販売

ばら売りや量り売りは、消費者が必要な分だけ食品を購入することができ、食品ロスの削減につながります。また、期限間近の食品を割引して販売することにより、消費者としては価格面でのインセンティブが得られ、店舗としては廃棄される食品を減らすことができます。

賞味期限表示・消費期限表示に係る啓発

賞味期限と消費期限に関する正しい理解を消費者に促すことにより、やみくもに期限が長い食品を購入することを防ぐことができ 、期限切れなどによる廃棄を減らすことにつながります。

 

 

 

本市では、事業者向けの食品ロス対策リーフレットを作成しておりますので、ぜひご活用ください!