自宅で学べるパパ&ママクラス(出産後の生活編)

更新日:2024年03月26日

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安心して出産が迎えられるよう、出産後の生活や育児に関する情報をまとめました。

育児に関する動画

沐浴

沐浴の目的や注意点、実施方法などを助産師が赤ちゃん人形を使って説明しています。

その他の育児動画

公益財団法人母子衛生研究会が作成した育児動画です。

出産後の赤ちゃんとの生活について

出産後はすぐに赤ちゃん中心の生活が始まります。昼夜関係ない授乳やオムツ替え、その他の慣れない育児で睡眠が十分に取れないこともあります。

あまりがんばり過ぎず、適度に手を抜きながら赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。

ママが一人で抱え込まないように、身近にいる家族の方がママの体とこころを労わりサポートすることが大切です。

妊娠中から産後の生活をイメージし、家族で赤ちゃんを迎える準備をしましょう。

下の表を参考にし、家事や育児の分担について家族で話し合ってみましょう。
赤ちゃんとママの1日のタイムスケジュール

この表は一例です。

実際は赤ちゃんのペースでの生活になるので、ぐずっている時間が長かったり、なかなか寝ないこともあります。

家事もたくさんありますが、必ずこの時間にしないといけないわけではありません。家族で協力して育児が行えるよう、それぞれの家庭に合わせたスケジュールを考えてみましょう。

赤ちゃんの泣きへの対応について

赤ちゃんは泣くのが仕事、泣いて当たり前。

とは言われますが、赤ちゃんが泣き止まないとストレスを感じるものです。

赤ちゃんが泣くのは?

言葉を話すことができない赤ちゃんは泣くことにより、お腹がすいた、おむつが汚れた、暑い、寒いなどと要求を伝えようとします。また、ママやパパに甘えたくて、抱っこしてほしくて泣き出すこともあります。

夕方のたそがれ泣きや夜泣きのように、これといった理由もなく泣いていることもあります。

泣き止まないときは?

まず、おむつを替えたり、授乳をしたり、抱っこや部屋の温度の調整をしてみましょう。お散歩で気分転換することも効果的です。

熱があったり、どこかが腫れていたりと体調不良でなければ無理に泣き止ませようとしなくても大丈夫です。

以下のこども家庭庁のホームページも参考にしてください。

産後のメンタルヘルス

出産後は急激なホルモン変化に加え、慣れない育児による疲労、睡眠不足から精神的に不安定になりやすくなります。

マタニティブルー

出産後数日から1週間頃に起こるこころの不安定な状態です。

赤ちゃんが生まれてうれしいはずなのに、ちょっとしたことで涙が出たり、イライラしやすくなります。出産後2週間ごろまでには自然に落ち着いてきます。

対処法

・泣きたい時は思い切り泣く。

・周りの人に話しを聞いてもらう。

(周りの人は・・・アドバイスではなく、ママの気持ちに寄り添い、ただ「聞く」ことが大切です。)

・体を休める。

・ホルモンの影響でもあるということを理解する。

産後うつ

出産後に見られる抑うつ症状の一つで、気分の落ち込みや意欲の低下、不眠等の症状が2週間以上続き、なかなか改善しない状態です。

ひどくなると自分自身や赤ちゃんに対し否定的な感情を持つことがあり、赤ちゃんを傷つけたくなったり、死んでしまいたくなることがあります。

対処法

・産後うつになったら適切な治療が必要です。

・出産病院や専門機関に相談しましょう。

・産後うつなのかわからない場合や、相談先がわからない場合はこども支援センターにご相談ください。

茨木市立こども支援センター:072-624-9301

下記相談機関でも相談することができます。

子育て支援事業について

産前・産後ホームヘルパー派遣事業

産前・産後の体調不良のため家事や育児が困難な家庭にホームヘルパーを派遣する事業を行っています。

一時保育事業

市内の子育て支援施設で一時保育事業を行っています。

ファミリー・サポート・センター事業

育児の援助をしたい方(援助会員)と援助を受けたい方(依頼会員)が相互扶助の精神に基づき援助活動(相互援助活動)を行う事業です。

産後の家族計画

家族計画とは、いつ頃、どれくらいの間隔を置いて何人の子どもを持つのが自分たちの家族にとって幸せかをパートナーと一緒に考えることです。

産後の女性は妊娠・出産を経て身体の回復も十分ではありません。また、慣れない育児で心身ともに疲労がたまっています。

次の妊娠まで期間が短すぎると、ママの身体に負担がかかったり、上の子の育児に十分手がかけられなかったりと、いろいろな問題が生じることがあります。

次の妊娠を望む場合、いつ頃赤ちゃんを迎えるのが家族にとって幸せかをパートナーと一緒に考えましょう。

性生活の再開は産後1か月健診で許可が出てからにしましょう。
出産後、最初の性生活から避妊が必要です。

月経は早い人で産後2か月頃に再開することがあります。最初の月経の前に排卵があるため、避妊をしていない場合、月経を見ないまま妊娠する人もいます。

母乳育児中でも妊娠します。

母乳をあげている間は排卵を抑制するホルモンが出るため、母乳をあげていない人に比べ月経の再開は遅くなる傾向があります。しかし、母乳育児中でも月経が再開することはありますので、妊娠を望まない場合は母乳育児中でも避妊するようにしましょう。

避妊方法

妊娠中の生活について

妊娠中の生活についてはこちらをご覧ください。

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