floss or die

更新日:2022年01月14日

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デンタルフロスをしますか??それとも・・・

FLOSS OR DIE1998年にアメリカ歯周病学会が発表した歯周病予防のためのスローガンです。直訳すると「フロスか死か」。

デンタルフロスをしないだけで死ぬなんて!そんな大袈裟な!と思う方もいるかもしれませんが

歯ブラシでは届かない歯と歯肉の境目に歯垢や歯石がたまると、その中にいる細菌の感染によって歯周病が引き起こされます。歯周病は全身の健康と関係があり、口の中のだけに悪影響を及ぼすものではないと考えられています。

どうして全身の健康に影響が?

歯肉に炎症が起こっていると、炎症により出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に巡り、様々な病気を引き起こしたり、悪化させる原因となります。 炎症性物質は糖尿病・早産・低体重児出産・心疾患・脳血管疾患にも関与しています。また、誤嚥(ごえん)により炎症性物質が気管から肺に入り、誤嚥性肺炎を引き起こします。

歯周病は痛みや自覚症状がほぼありせん。気づかずに重症化する場合が多く、歯を支えている骨を溶かし、若い人でも歯が抜けてしまうことがあります。

ではどうすればいいの??

ギネスブックで『世界で最も蔓延している病気』とされている『歯周病

歯周病を予防するためには『丁寧な歯磨き』がキーポイントとなります。しかし、歯ブラシだけでは口の中の汚れは約60%しか落とすことができないと言われています。

1日3回の歯磨きにデンタルフロスや歯間ブラシをプラスして、『 一歯ずつ丁寧に  』 磨くことが歯周病予防につながります。

デンタルフロスはあなたの健康を守ります。

加えて、定期的な歯科受診によるプロフェッショナルケアで生涯健康に過ごしましょう!

デンタルフロスの選び方

大きく分けて 『自分で好きな長さに切って指に巻いて使うもの』 と 『持ち手がついているもの』 に分かれます。初心者には持ち手がついているタイプがおすすめですが、この機会に自分に合った歯間ブラシも併せて選んでもらい、歯医者さんでオーラルケアアイテムについて効果的な使用法を聞いてみましょう。

 

 

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