乳がんの早期発見のために~ブレスト・アウェアネスの考え方~

更新日:2023年04月01日

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「ブレスト・アウェアネス」を習慣づけましょう

【ブレスト・アウェアネスとは】

「ブレスト・アウェアネス」とは、ご自身の乳房の状態に日頃から関心を持ち、乳房を意識した生活を送ることをいいます。「自己触診」と異なり、異常を見つける・しこりを探すという位置づけではなく、乳房を見たり触ったりすることで普段の乳房の状態を知り、変化に気付ける生活習慣を身につけるというものです。

 

【ブレスト・アウェアネスの4つのポイント】

1.見て、触って、感じる

着替えや入浴の際、乳房を見て、触って、感じて、乳房の状態を確認しましょう。つままず、指を揃えてなでるように触り、「これまでと変わりがないか」という気持ちで確認しましょう。

 

2.乳房の変化に気を付ける

気を付けなければならない乳房の変化は、腫瘤の自覚、乳頭からの分泌物、乳房の皮膚のひきつれやへこみなどです。1.を習慣づけることにより、乳房の変化に気づきやすくなります。

 

3.乳房の変化に気づいたらすぐ病院へ

2.のような変化がすべて乳がんの症状ではありませんが、早期に受診することで適切な治療を早い段階で受けることができます。乳房の変化に気づいたら、次の検診を待つことなく医療機関を受診しましょう。

 

4.40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受診

乳房の状態を普段から意識し、40歳以降は2年に1回の乳がん検診を受診しましょう。