4月15日~5月29日 川端康成没後50年特別企画展「古都をかける川端康成」を開催

更新日:2022年05月02日

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川端康成文学館

 

川端康成文学館(上中条二丁目11-25)では、4月15日から、没後50年特別企画展として「古都をかける川端康成」を開催しています。川端康成自筆の墨書「古都」「美しい日本」は当文学館初公開となります。

昭和36年10月8日から翌年1月23日まで朝日新聞に連載された川端康成の長編小説「古都」は、京都を舞台に、生き別れになった双子の姉妹の数奇な運命を描いた川端の代表作の1つです。

今回の企画展では、北山杉をはじめ京都を「駆け」回ったことによって「書け」た『古都』をめぐるエピソードを紹介することで、川端康成が京都に「懸け」た思いを探ります。

展示を見に来た女性は、「今回の特別企画展を観覧し、川端康成の壮絶な人生に触れている感覚になりました」と興味津々な様子で話していました。

特別企画展の開催は5月29日まで。開館時間は午前9時から午後5時(休館日は火曜日、祝日の翌日)。