6月16日 「いばきた」で特産の赤しそが収穫期を迎える

更新日:2021年12月15日

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赤しその収穫風景
赤しその畑

市北部、通称「いばきた」の見山地区で、今年も「赤しそ」が収穫期を迎えました。
毎年、6月上旬から7月上旬にかけて収穫する同地区の赤しそは、昼夜の気温差が大きい標高の高い山間部で栽培されることから、他の地域で収穫されるものよりも葉の色が濃く、茨木の産地ブランドとして親しまれています。

今回取材した、生産者の猪谷昭弘さんは「今年は成長のスピードが遅く心配しましたが、梅雨に入り雨が降ったおかげで、例年通りの収穫量になりそうで安心しています」と話しました。収穫した赤しそは、葉と茎をきれいに洗って水切りした後、1束700g程度に仕分けされ、中央卸売市場に出荷されました。

また、地元山間部の新鮮な野菜などを取り扱う「de愛・ほっこり見山の郷」でも、家庭で梅干しや赤しそのジュースを作るのに適した量(400g)で販売されます。赤しそサイダーや梅干などの加工品としても販売されるほか、飲食コーナーで料理の一品としても提供されます。例年7月に開催されていた「赤しそを使った梅干し漬け体験」は、新型コロナウイルス感染症の影響で昨年に引き続き中止となりましたが、代表理事の中野さんは「梅干し漬け体験を中止するのは残念ですが、おうちで見山の味を楽しんでほしいです」と話しました。問い合わせは、「de愛・ほっこり見山の郷」(072-649-3328)まで。