9月6日 秋の味覚、茨木市北部 見山地区のぶどうが収穫期を迎える

更新日:2021年12月15日

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ぶどうを収穫している様子
見山地区のぶどう

市北部の見山地区で、ぶどうの収穫が最盛期を迎えました。

赤紫蘇や大甘青とう、ミニトマトの「あまっこ」など野菜類の特産品が多い同地区。野菜だけでなく、果物の特産品もと10年ほど前からぶどうの生産が始まりました。現在では約10軒の農家がバラード、藤稔(ふじみのり)など数種類のぶどうを生産しています。

先輩農家のもとでの修行などを経て、同地区の畑を引き継ぎ、今年からぶどうの生産を始めた岩竹俊彦さん。一房一房丁寧に直射日光・雨・虫よけの袋を外し、果軸を切って収穫していました。ぶどうは苗植えから収穫まで最低3年間の長い月日を要します。岩竹さんは「初めて育てたぶどうは苦労もありましたが、立派に成長してくれました。まだまだ知識不足ですが、よりおいしいぶどうを作りたいと思います」と笑顔で話しました。

同地区では、7月下旬から黒いバラードの収穫が始まり、8月にはベニバラードと藤稔(ふじみのり)、9月に入りピオーネや紅伊豆の出荷が続いています。中でもピオーネは、特に甘くて果汁が豊富だそうです。

収穫されたぶどうは、農産物直売所の見山の郷(茨木市大字長谷1131)で、1房500~800円程度で販売されます。なお、ピオーネの出荷は10月ごろまで続く予定です。