8月8日 なつやすみこども手話教室を開催

更新日:2021年12月15日

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言葉を使わずに演劇をする子どもたち

8日、障害福祉センターハートフル(片桐町4-26)で、なつやすみこども手話教室(全5回)を開催しました。

この教室は、これまで手話を学ぶ場・機会があまり無かった子どもたちに、この年頃から手話に慣れ親しんでもらうことで、一層手話が普及することを目的にしています。市内在住の小学4年生から中学3年生の22人が参加しました。

この日は全5回で開催してきた教室の最終日。初めに、子どもたちはこれまで学んできた手話で、自分の名前や学校名、好きな食べ物など一人ずつ順番に自己紹介を行いました。
そして、集大成として挑戦したのは「演劇」。3チームに分かれ、手話や体の動きだけで演劇を行い、他チームがその演劇名を当てるゲーム形式で行いました。「私はこの役」、「そこはこの動きの方が分かりやすいと思う」など、各チームは準備の段階から盛り上がり、いよいよ演劇本番に。それぞれが悪戦苦闘して演じる様子に時折笑いが起こるなど、子どもたちは楽しみながら取り組みつつも、言葉を使わず伝えることの難しさを改めて学んだ様子でした。

参加した小学4年生の児童は、「はじめは緊張して恥ずかしかったけど、何回も繰り返して手話ができるようになると、楽しくなった」、また5年生の児童は「自己紹介なら何も見ずにできるようになりました。大人になっても手話を学びたいです」と充実した表情で話しました。