6月13日 見山地区で赤しその収穫期を迎える

更新日:2021年12月15日

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赤しその収穫をする生産者の谷川夫妻
収穫直後の赤しそを水洗いしている様子
赤しそ全体の様子

13日、市北部の見山地区で、赤しそが最盛期を迎えました。

毎年、6月上旬から7月上旬にかけて収穫する同地区の赤しそ。昼夜の気温較差が大きい標高の高い山間部で栽培されることから、他の地域で収穫されるものよりも葉の色が濃く、茨木の産地ブランドとしても人気のある特産品のひとつです。最盛期を迎えた収穫当日(13日)、強い日差しをうけ、赤紫色の赤しそ畑は一層鮮やかに色づいていました。

生産者の谷川覚さんは「今年は雨の日が少なかったことで収穫の時期が遅れましたが、例年並みの収穫量でほっとしています。寒暖差が激しかったのでとくに深みのある赤紫色になっています」と話しました。この日の出荷作業は約4時間に及びました。収穫した赤しそは、葉と茎をきれいに洗って水切りをした後、1束700g程度に仕分けされ、中央卸売市場に出荷されました。

地元山間部の新鮮な野菜の販売などを行う「見山の郷」では、家庭で梅干しや赤しそのジュースを作るのに適した400gから赤しそを販売。ほかにも赤しそサイダーや梅干しなどの加工品として販売されるとともに、施設内の飲食コーナーでも料理の一品として提供されます。問い合わせは「de愛・ほっこり見山の郷」(072‐649‐3328)まで。