3月8日 宇野辺駅で放射線物質等テロ事案対処訓練を実施

更新日:2021年12月15日

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除去作業を行う警察NBC部隊
犯人(役)が放射性物質を撒いた瞬間を咎める駅係員
乾的除染を終えた乗客を誘導する消防署員

8日、大阪モノレール宇野辺駅(下穂積二丁目8)で、放射線物質等テロ事案対処訓練を実施しました。これは、G20大阪サミットやラグビーワールドカップ2019など国際的で大規模なイベントの開催に際して、テロ対策として実施したもので、警察庁、茨木警察署、市消防本部と大阪モノレール等の関係機関が連携し行いました。
訓練では、駅構内でテロリストが劣化ウラン粉末を散布したという想定のもと、犯人の確保、除染、避難誘導、入場規制を実施。
放射線物質等テロを対象にした訓練は、これまで実施されてきた爆発物や化学薬品の散布によるテロ対処訓練とは異なる府内初の試みで、参加者たちは、準備段階から本番さながらの緊張感を持って臨んでいました。
訓練の指揮に当たた市消防本部警防課の辻本参事は終了後、「万が一、テロ事案が発生した場合には、今回の訓練を糧に連携体制をとり、市民の皆さんの生命・安全を確保するように」と全消防隊員に訓示しました。