4月27日 「太田茶臼山古墳と古市古墳群」の企画展を開催

更新日:2021年12月15日

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展示を見てメモを取る2人の女子児童
笑顔で展示を見る3人の男子児童

4月25日から6月25日まで、茨木市立文化財資料館(茨木市東奈良三丁目12-18)で、「太田茶臼山古墳と古市古墳群」の企画展を開催しています。

大阪の百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産登録を目指すなど、にわかに注目を集めている「古墳」。大阪府北部の三島地域で最大の古墳である太田茶臼山古墳(茨木市太田)の形は、古市古墳群の古墳と非常に似ているといわれています。今回の企画展では、古墳の形が似ていることや、古墳に並べられた埴輪などにも古市古墳群で使用され始めた技法が、太田茶臼山古墳で用いられることなど、当時の王権との関係があったことがわかる資料を紹介しています。

4月27日、社会の授業で文化財資料館に訪れていた中津小学校の児童は、「教科書で勉強するよりおもしろく、歴史をもっと好きになりそうです」と興味津々な様子でメモを取っていました。

また、同資料館では、同じく6月25日まで「発掘速報展いばらき」を開催中です。速報展では、新聞・テレビ等でも取り上げられ、全国的に注目が集まっている高床建物が5棟も描かれた弥生時代の土器などを展示しています。この機会に、ぜひお越しください。