2月3日 でっかい文字を書こう~書道パフォーマンス体験~を開催

更新日:2021年12月15日

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茨芸の様子
茨芸の様子
茨芸の様子

3日(土曜日)、市役所南館8階中会議室(駅前三丁目8番13号)で、茨木こども芸術文化講座「でっかい文字を書こう!~書道パフォーマンス体験~」を開催し、小学1~3年生22人の参加がありました。

茨木こども芸術文化講座、通称「茨芸」は次世代の芸術文化の担い手の育成を目的に、小学生を対象に今年度から実施している事業で、毎回国内外で活躍している若手アーティストを講師としてお招きしています。

今回の講師は、迫力のある書道パフォーマンスや墨を使ったアート活動で、国内のみならず海外でも注目を集め、東京2020公認文化オリンピアード「東京キャラバンin京都・二条城」にも出演した書道家、青柳美扇(あおやぎびせん)さん(27歳)。美扇さんが、茨木市出身という縁から今回の講座が実現しました。

「書道で一番大切なことは、元気良く書くことです」と美扇さんが話すと、子どもたちはまず習字の基本である「止め」や「はね」を練習しました。慎重に筆を運ぶ子ども達に、美扇さんは「上手だね」と声を掛けながら、時には子どもたちの手を取って指導しました。基本を学んだ後、子どもたちは長さ約40センチの大筆で、1メートル四方の紙に「生」や「風」など、思い思いの漢字を力強く書きました。

講座のメインは、縦2.5メートル×横4メートルの黒紙に参加者全員でそれぞれの「夢」を書く書道パフォーマンス体験。最初に、美扇さんが大舞台でのパフォーマンスさながらに、金色の絵の具で大きく「夢」と筆を振るうと、参加者から感嘆の声が上がりました。「私の夢は東京オリンピックの開会式でパフォーマンスをすることです。皆さんも自分の夢を描いてください」と促すと、最初は真っ黒だった紙が、赤や青など色とりどりの絵の具で「お花屋さん」や「プロダンサー」など、子ども達の夢で華やかに彩られました。

参加した子どもは「美扇さんのパフォーマンスを見てファンになりました。書道を続けて美扇さんのようになりたい」と、絵の具が付いた頬を緩ませました。
美扇さんと子どもたちが描いた"夢"の共同作品は、市役所南館1階交流コーナーに展示しています。ぜひご覧ください。