9月7日 西河原小学校で、音楽宅急便「クロネコファミリーコンサート アウトリーチ・コンサートin茨木」を開催

更新日:2021年12月15日

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指揮の指導をする日本センチュリー交響楽団の指揮者・飯森範親さんと児童たち
演奏をする日本センチュリー交響楽団のみなさん
弦楽器の説明をする日本センチュリー交響楽団首席指揮者の飯森範親さん

7日、西河原小学校(西河原北町7-33)で、音楽宅急便「クロネコファミリーコンサート アウトリーチ・コンサートin茨木」が開催されました。

これは、ヤマトホールディングス株式会社が、子どもたちの情操教育と地域に根ざした社会貢献を目的に全国各地で開催しており、今回、ヤマト運輸株式会社関西ゲートウェイが西河原小学校近くに建設されることから、日本センチュリー交響楽団による同コンサートを開催することになりました。

オープニングにアンダーソン作曲の「舞踏会の美女」でコンサートが始まると、児童や近隣住民で満員の体育館は静まり返り、誰もが演奏に聞き入っている様子でした。

さらに楽器の紹介などをはさみ、弦楽アンサンブルのモーツアルト作曲「アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章」や管打楽器アンサンブルのスーザ作曲「星条旗よ永遠なれ」などの本格的なアンサンブル演奏が会場に響き渡りました。

また、指揮者体験コーナーの「君もマエストロ!」では、数多くの希望者の中から選ばれた2人の児童が同楽団首席指揮者の飯森範親さんから直接指導を受けました。緊張の中、オーケストラとのタイミングがなかなか合いませんでしたが、飯森さんから「指揮者が音を外すと、演奏が合わなくなるよ」とやさしくツッコミを受けると、場内から爆笑がおきました。

最後にオーケストラで演奏されたオッフェンバック作曲「フレンチ・カンカン」が終了すると、会場は最高潮に盛り上がりました。

指揮者体験をした児童は「選ばれてうれしかったです。とても音が近くて、迫力がありました。途中で、失敗しましたけど楽しかったです」と言い、同校の井上校長は「まもなく運動会もあり、プロの楽団員が見事に音を合わせる団結力を子どもたちにもぜひ見習ってもらいたい思います。また、このような場を設けていただいて、児童だけでなく地域の人たちとも素敵な時間を共有できてよかったです。」と感想を残しました。