10月11日 安威小学校の児童が水辺の観察会を実施

更新日:2021年12月15日

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水辺で生きもの採集をする子ども達
水辺の観察会を行う子ども達
安威川での自然観察会をする子ども達

10月11日、安威小学校(安威二丁目21-23)の4年生27人が、校区内にある安威川で水辺の観察会を実施しました。これは、1学期に浄水場や水道など「生活」の中の水について学習した児童が、2学期は「自然」の中にある水として、安威川やそこに住む生きものについて学ぶことを目的に行いました。

秋を感じさせる澄んだ青空の下、児童たちは冷たくなった川の水をものともせず入水しました。はしゃぎながらも、川底の石を拾い上げたり、網で水草の生え際を突いたりして、生き物の採取を行い、30分ほどでサワガニやオイカワ、ハグロトンボのヤゴなど水の生き物を数多く集めることができました。

「この魚はアブラボテといいます。大阪で見かけるのはとても珍しくて、絶滅するかもしれない生き物の一種なんですよ」と、府安威川ダム建設事務所職員による、生き物についての説明が始まると、児童らは熱心に聞き入っていました。児童は「安威川にこんなにもたくさんの種類の生き物が住んでるなんて知らなかった」「絶滅しそうな魚が安威川にいるなんてびっくりした。安威川も生き物も大切にしたい」と話し、身近な安威川に自然の豊かさを感じ取った様子でした。