7月1日・9日 社会を明るくする運動 街頭啓発活動と市民大会を実施

更新日:2021年12月15日

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工藤良さんが講演を行っている画像
社会を明るくする運動街頭啓発活動が行われているときの画像

「社会を明るくする運動」の取組みとして、1日に街頭啓発活動、9日に市民大会を行いました。

この運動は、すべての人がそれぞれの立場において、力を合わせ犯罪や非行のない明るい社会を築くため、毎年7月を強調月間として実施しており、全国でさまざまな取組みが行われています。

1日はJR茨木、阪急茨木市・南茨木の各駅前で街頭啓発活動を行いました。市長をはじめ社会を明るくする運動のメンバーが、障害福祉サービス事業所で作成したのコースターやメモ帳入りのティッシュを配り、犯罪や非行防止を訴えました。

9日には、市民総合センターで、社会を明るくする運動市民大会を開催し、約320人の参加がありました。第1部の、北中学校吹奏楽部、天王中学校吹奏楽部による演奏の後、第2部では、青少年の健全育成に取り組んでいるNPO法人TFG理事長の工藤良さんが、「子どもたちの居場所づくりに関わって」をテーマに講演をしました。工藤さんは、少年時代いじめを受けたストレスで非行に走り、薬物に手を出し、少年院に入所しました。その後更生を決意し、自身の経験を生かして現在更生保護施設を運営しており、非行や犯罪をした子どもたちの更生支援をしています。

工藤さんは、「私は何人もの子を更生させてきました、私のところに来た人はあきらめることなく必ず更生させます。自分の子どもや周りの子どもが非行に走ったり、犯罪をしたりしている家族は悩まずに相談をしてほしいし、会いに来てほしい」と力強く語り講演を終えました。