1月22日 松竹芸能の漫才師が先生に?!「笑育」出前授業

更新日:2021年12月15日

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出前授業が行われているときの画像
漫才師による漫才が行われているときの画像
児童と漫才師による漫才が行われているときの画像

22日、水尾小学校(水尾四丁目7-16、児童616人)の6年生(114人)が、松竹芸能株式会社による「笑育」の出前授業を受けました。

同授業は、「こころの再生」府民運動の推進、浸透を図るため、府が府内の小学校(10校)を対象に、松竹芸能株式会社の協力を得て、今年度初めて実施したもの。子どもたちに漫才を体験させ、「ユーモア」や「笑い」を通して、「人とつながること」や「コミュニケーションの大切さ」についてより深く考えてもらうことを目的にしています。

授業では、まず、タレント・放送作家のこうのきよし氏が「笑い」の仕組みについて児童らに説明を行いました。こうの氏は、「『笑い』は人の気持ちを明るくさせ、『笑い』を通じてコミュニケーション能力向上につながったり、絆が生まれたりします」と児童らに説明しました。次に、笑わせ方にはダジャレやものまねなどさまざまな種類があること、漫才師は3~5分間の漫才の中にいろいろな作戦を立てネタを組み立てていることを紹介。続いて松竹芸能株式会社所属のお笑い芸人「よふかしイエロー」が漫才の実演を行いました。こうの氏は「大事なこと、伝えたいことを伝えるのが大前提。しっかり、分かりやすく伝える表現の仕方が笑ってもらうためには大事です」と説明しました。

その後、ワークシートが児童に配られ、「四角の中を埋めてください『1・2・3・4・四角』」や「『桃太郎』で、鬼退治に連れて行く動物と言えば?『犬・猿・四角』」、「起立・礼・四角」など、児童らが自由にボケを考え、みんなの前で発表したり、芸人と一緒に漫才をしたりしました。児童らは思い思いのボケを発表し、それに対して漫才師がつっこみ、何度も大きな笑いがおこりました。

こうの氏は、「人によって表現方法は違います。大切なのは自分の思いを伝えること。『笑い』を会話に取り入れると話しやすくなりますよ」と児童らに伝えました。また、「よふかしイエロー」の二人も、「人見知りで、人前に立って話すのは今でも緊張しますが、みんなが笑ってくれれば話しやすくなり、自信がつきます」と話しました。