4月18日 産官学連携で災害に強いまちづくりを 防災に関する初の産官学の三者協定を締結

更新日:2021年12月15日

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(写真)協定に調印した木本市長、川口学長、若山支社長

18日、イオン茨木ショッピングセンターで、茨木市、立命館大学及びイオンリテール株式会社が、相互連携協力による災害に強いまちづくりに関する協定を締結しました。

本協定では、地域の防災に関する啓発・研修、災害発生時における応急対応及び復興の各段階においてそれぞれの持つ資源を活用しつつ相互連携協力を行うことを定めています。これまで、本市はイオンリテール株式会社と災害時における物資提供に関する協定を、イオンリテール株式会社は立命館大学大阪いばらきキャンパス(平成27年4月開設)と非常時に自家発電による電力供給を相互に行う連携を結んでいました。しかし今後は、三者による連携することで、より災害に強いまちづくりを推進することを目指します。府内において、防災に関して産官学の三者協定を結ぶのは初めて。

協定の調印式には、木本保平茨木市長、川口清史立命館大学長、若山昇イオンリテール株式会社近畿・北陸カンパニー支社長が出席。順次協定書に署名を行い、協定が締結されると会場から拍手が起こりました。

また、同ショッピングセンターでは、水消火器体験やAED操作体験などの「防災体験イベント」や、「防災についての写真・パネル展示」、五目ごはんやわかめごはんの「非常食の無料配布」など、多彩な防災イベントを同時開催。市民参加型のワークショップでは、「防災グッズ買い物コンテスト」「いのちを守る大喜利大会」などのユニークなタイトルに興味を引かれ、買い物客らが足を止めて見入っていました。

AED操作体験に参加した男性は、「災害時はもちろん日常生活の中でも、倒れている人や救急救命が必要な人に遭遇したら、今日学んだことをきちんと実行に移したいです」と話していました。
 

AED操作体験

消防車の前で記念撮影