11月20日 庄栄小学校の3年生が盲導犬との交流授業

更新日:2021年12月15日

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20日、市立庄栄小学校の3年生64人が、公益財団法人関西盲導犬協会の中谷久美子さん、盲導犬のフェロー君(ラブラドールレトリーバー、オス、4才)と交流授業を行いました。3年生は国語の授業で盲導犬のことについて学んでおり、フェロー君に興味津々。

はじめに児童らは、中谷さんから目が見えにくい人の視野についてや、白杖の使い方、盲導犬の育て方などの説明を受けました。そして、中谷さんとフェロー君による、目の不自由な人が盲導犬を連れて移動する際の実演を見学しました。フェロー君が、段差の前で止まったり、的確に障害物を避けたりする様子を、児童らは身を乗り出して見守っていました。

中谷さんは児童らに、「まちの中で、盲導犬を連れている人が困っていたら、『お手伝いしましょうか』と積極的に声をかけてください。犬は色がわからないので、信号の色を教えてあげることも、目の不自由な人には助けになります。ただし、盲導犬はお仕事中ですので、触ったり手を振ったりしないでくださいね」と話していました。児童らからは、「日本には盲導犬は何頭いるのですか」「盲導犬が病気になったらどうしますか」などの質問が次々と出され、中谷さんが「現在1013頭の盲導犬が活躍しています。病気になったら、獣医さんに診察してもらい、ちゃんとお薬をもらったりして治療します」と答えるなど、活発な交流が行われました。
 

盲導犬を紹介している様子