9月20日 水尾幼稚園で被災家族によるお話会

更新日:2021年12月15日

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震災の体験を語る
防災について説明

20日、市立水尾幼稚園で、東日本大震災で被災した家族による「震災と防災」についてのお話会が行われ、同幼稚園の保護者らと職員が参加しました。

会で体験を語ったのは、仙台市で被災し、茨木市に移り住んだ2家族。子どもが水尾幼稚園に通園していることから、自分たちの体験が何かの役に立てばと園に申し出て今回のお話会が実現しました。

話をした岡田哲也さん・直子さん夫妻は、「自然災害はいつ起こるかわからない。事前に備えておくことが大事です」と保護者らに訴えました。「震災のときは、みんな必死で家族を探していました。私たち家族は震災前から『災害のときには近くの小学校に避難しよう』と話していたので家族とすぐに再会できましたが、大災害時には普段どおりには絶対連絡をとれません。自分を、家族を守るため、今日からでもできることを考えてみてください」と話す直子さんの言葉に、同じ年代の子どもを持つ保護者らは耳を傾けていました。

会に参加した保護者は、「関西にもいずれ地震は来ると言われているし、他人事ではない。小さな子どもがいる場合は、不安もなおさら大きくなります。今日の内容を家族にも話します」と話していました。