9月20~23日 動物愛護に関する図書展開催

更新日:2021年12月15日

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動物愛護図書を読む市民
パネル展示

9月20日から26日の動物愛護週間に伴い、20日から23日までの4日間、中央図書館1階エントランスホール(畑田町1-51)で「動物愛護に関する図書展」を開催しています。

近年、ペットを飼う人たちが増える一方で、動物が飼い主とはぐれたり、飼い主の事情で捨てられたりする事例が後を絶ちません。飼い主を失った動物たちは、生きる権利が奪われることも多い現実があります。同展は、飼い犬や飼い猫への鑑札や迷子札装着の重要性を訴え、動物の迷子防止につなげることや、行政が保護している動物を引き取る方法の周知を図ることなどを目的としています。

会場では、昨年の東日本大震災の被災地に暮らすペットについてや、犬猫の殺処分について取り上げた図書など約20点を、紹介パネルとともに展示しています。また、震災の避難所での家族とペットの写真も展示されている。同展に協力している府動物愛護推進員の宇治あけみさんは、「震災後、人間が大変な時は、動物たちも同じように大変なんだということを、この図書展をきっかけに考えてもらえたら嬉しい」と話しています。会場を訪れた市民は、「家では犬と猫を飼っています。展示を見て、動物たちも私たちと同じで命あるものなんだと強く感じました。縁あって家族になったことに感謝して、これからも一緒に暮らしていきたいです」と話していました。

同展は午前9時30分から午後5時まで開催され、入場は無料です。来場者に犬猫用の迷子札ホルダーが配布されます。(数に限りがあります)