7月13日 見山地区で大甘青とうの収穫が始まる

更新日:2021年12月15日

ページID: 14840
大甘青とう収穫の様子
大甘青とう

市内山間部の見山地区で、特産の「大甘青とう」の収穫が始まりました。

「大甘青とう」とは、同地区産の「松の舞」という品種の万願寺系大型青とうがらしの名称。やせ型のピーマンほどの大きさで、肉厚でやわらかく、辛みがないのが特徴です。直火で焼いたり肉炒めなどに使用されるほか、唐辛子独特の臭みもないことから、生のまま刻んでサラダにしても美味しいです。市場でも人気が高く、大手スーパーからの問い合わせも多いそうです。

栽培は、赤しそに次ぐ特産物を作ろうと見山地区で平成10年から始められました。同地区の農家は高齢者が多く、府の農業改良普及センターのアドバイスもあって、重くて運ぶのが大変なトマトやきゅうりではなく、軽くて扱いやすい大甘青とうを新たな特産品に選んだそうです。

大甘青とう農家の方は、「出荷前には、必ず自分で生のままかじって、納得いく出来のものを出荷しています。子供からお年寄りまで、多くの方に味わってもらいたい」と話していました。

収穫期は7月中旬から10月下旬。大阪中央卸売市場などに出荷するほか、見山地区にある野菜等直販施設「de愛・ほっこり見山の郷」でも販売しています。