7月9日 茨木神社夏祭りに向けて乗り子が太鼓練習

更新日:2021年12月15日

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タイヤを太鼓に見立てて練習
本番用の枕太鼓で練習
本番用の枕太鼓で練習

茨木神社境内(元町4-3)では、13日と14日に行われる茨木神社の夏祭りに向け、小学生たちの枕太鼓の練習が行われ、境内には子どもたちの「ヨイサー、ヨイサー」「トバセ、トバセ」の大きなかけ声とともに、太鼓や古タイヤを叩く音が鳴り響いています。

同神社の夏祭りは約300年も前から続いており、古くから「島下郡(しましもぐん)の祇園祭り」として地域住民に親しまれてきました。14日の本宮には、小学5・6年生のこども神輿(みこし)三社、中学生男女神輿三社、女性大神輿一社の計七社とともに、大神輿一社、枕太鼓(まくらたいこ)二台が繰り出し、小・中学生と一般人あわせて約580人による渡御(とぎょ)が行われます。

枕太鼓の練習には、同神社の氏地内の4小学校(茨木・中条・大池・東奈良)に通う5・6年生の希望者24人(男子8人、女子16人)が参加し、世話方の大きな指導の声が飛び交う中、連日午後6時から2時間ほど取り組んでいます。

本番用の枕太鼓二台と太鼓に見立てた古タイヤ五個を前にして子どもたちは桐の木で作った、太くて短いばちを持ち、手に豆ができるほど一生懸命叩いていました。互いに「声を出せ」「合わせろ」と威勢のいいかけ声に合わせ汗を流している子どもらを眺めながら、会長は、「今年も例年に劣らずみんな元気です。特に女子のパワーを感じます。300年続くこの祭りを、将来はこの子たちが中心になって守ってもらいたい」と話し、練習の様子に満足していました。

14日の本宮は、神輿とともに枕太鼓二台が午前10時に茨木神社を出発し、途中4箇所の御旅所(おたびしょ)で20分程の祭典を行ったり、休憩をはさんだりしながら、約16キロメートルにわたり町を練り歩き、午後7時15分頃に神社に宮入りする予定です。