6月8日 東中学校で北摂つばさ高校の生徒が東日本大震災被災地ボランティア活動報告会

更新日:2021年12月15日

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東中学校生の前で報告する北摂つばさ高校生
報告する北摂つばさ高校生

8日、市立東中学校で北摂つばさ高校の生徒らが東日本大震災被災地でのボランティア活動報告会を行いました。

東中学校は昨年、PTAと生徒会が本を震災被災地へ贈るなど、被災地に対する独自の支援を積極的に行っています。一方の北摂つばさ高校は、震災直後のゴールデンウィークから生徒がボランティアへ行き、現地との交流が盛んな高校。それを支える学校の体制も整っています。今回の報告会は現地の状況を実際に見た生徒の話を聞き、いま自分たちに何ができるかを考えたいと、東中学校の生徒会が企画しました。

この日、東中学校全校生徒の前で報告を行ったのは北摂つばさ高校3年の関 瑞穂さん、2年の山田奈緒子さん、滝川真帆さんの3人。3人とも今年のゴールデンウィークに被災地でボランティア活動を行いました。報告会では、気仙沼でのヘドロかきなどの活動や現地の高校生との交流などのビデオを見た後、自分たちが感じたことを報告。「震災から一年たっているので、建物などはもう元に戻っていると思っていたけど、実際は震災直後のままのところもあり、ショックを受けた。遠い関西では、最近あまり震災のことはニュースにならないけど、被災地ではまだ『震災』は続いているのだということを忘れないでほしい」と、被災地の現状と、震災を忘れないことの大切さについて話していました。

高校生を招いた東中学校生徒会長の小山祐平さんは、「被災地から遠い僕たちには分からないことも多いけど、今回の話を聞いて、被災地には何が必要で、自分には何ができるか考えてみてください」と全校生徒に語りかけました。