安威川ダム最新レポート
いよいよ、今年度ダムの運用を実施する予定の安威川ダム。来年度にはダム周辺の公園「ダムパークいばきた」もオープンを控えるなど、完成が待ち遠しい同ダムとその周辺の現在をご紹介します。
問合先 北部整備推進課 電話620-1609
梅雨等大雨の際に洪水調節機能を発揮
地元の皆さまのご理解とご協力のもと、平成26年から始まった大阪府施工のダム本体工事。昨年8月にダム本体が完成し、同年9月から試験湛水のためのダムの貯水を開始しました。
現在も試験湛水中ですが、梅雨や台風など大雨の際に洪水調節機能を発揮するため、貯水位をいったん下げる放流を開始します。その後も、ダム下流の河川環境を保全するためのフラッシュ放流を行うなど、ダムの運用を実施する予定です。
府安威川ダム建設事務所ホームページで、安威川ダムの役割や仕組み、これまでの取組等を紹介しています。
詳しくは府ホームページで。
ダムの詳細の問合先
府安威川ダム建設事務所 電話626-6083
これから実施する“2つの放流”
1 梅雨や台風に備えた、貯水位を下げるための放流
現在、安威川ダムでは試験湛水実施のため、貯水位を上昇させています。梅雨や台風など大雨が多くなる時期に備えて、ダムの貯水位を下げるための放流を5月中に開始する予定です。放流時には、太田橋付近で最大約50センチメートルの水位上昇が見込まれますので、ご注意ください。放流を開始する日時や期間等の詳細は大阪府ホームページからご確認ください。
試験湛水とは
試験的にダムの最高水位まで水を貯め、その後、最低水位まで下降させること。堤体や貯水池周辺斜面の安全性を確認するために行います。
最高水位 125.0メートル
常時満水位 99.4メートル
最低水位 90.2メートル
2 河川環境保全のための放流(フラッシュ放流)
ダムは大雨時に洪水被害を軽減する効果がある反面、日頃の水量の増加を抑制することで、下流河川の環境が変わってしまう可能性があります。そのため、ダムに貯めた水を一時的に流すフラッシュ放流を行い、川底をかく乱させて河川環境を保全します。初回の放流は6月20日(火曜日)、午前10時~午後2時で予定しています。その他の日程や放流量等詳細は大阪府ホームページまたは広報いばらき等でお知らせする予定です。
フラッシュ放流時の注意点
- 放流中は水位が上昇し、大変危険ですので、川の中には入らないでください。
- 放流開始30分前には、茨木川との合流地点より上流の安威川堤防上にある放流警報局のサイレンを鳴らし、放送により注意喚起を行います。
ダムパークいばきた
DAMPARK IBAKITA
ダム周辺の公園「ダムパークいばきた」が来年度完成する予定です!
「ダムパークいばきた」では、施設の整備を進めながら、公園を中心に地域で活動したい人を募集したワークショップを定期開催。「やりたいこと」のアイデアを出し合って、今後展開するエリアマネジメント活動に反映していきます。5月27日開催のフェスティバルにも、そのアイデアが活かされています。
ダムパークいばきたは、公共施設と民間施設が共存する都市公園。日本一の長さの人道吊り橋や、湖面の眺望を生かしたBBQ施設等がオープン予定。
市ホームページで、ダムパークいばきたの整備に関する情報を紹介しています。
ダムパークいばきたフェスティバル
5月27日(土曜日)
午前10時~午後4時(荒天時6月3日)
ダムパークいばきた 駐車場予定地等(大字生保地内)
楽しいこと、おいしいものいっぱい!
- ダム堤体見学ツアー
- 世界のBBQ体験
- 親子で薪割り
- 竹筒でご飯作り
- 音楽・ダンス等のステージ
- アマゴのつかみ捕り&塩焼き
- トゥクトゥクとEVスクーター体験
- 市内飲食店やキッチンカーの出店
そのほかにもたくさんのプログラムをご用意しています
※事業費の一部に宝くじの助成金を使用
- 舗装されていないため、会場へは動きやすく汚れてもよい服装でご来場ください。
- 駐車場には限りがあります(駐車料金1台500円)。公共交通機関をご利用ください。
- 各プログラムの申込や定員等詳細は市ホームページからご確認ください。
27日同日開催‼
ニッポンうまいものミニマルシェin彩都
とき、5月27日(土曜日)・28日(日曜日)、午前10時~午後4時(荒天時6月3日(土曜日)・4日(日曜日))
ところ、新名神高速道路茨木千提寺PA(下り)付近
備考、アクセス等詳細は「UR都市機構」ホームページ参照
問合先、UR都市機構 電話06-6346-3578
2会場間をシャトルバスが運行!
大阪モノレール彩都西駅・ミニマルシェ会場・ダムパークいばきたフェスティバル会場を結ぶシャトルバスが運行します。