広報いばらき

特集1 次なる茨木へ。
市制施行70周年おめでとう

 茨木の好きなところや思い出が書かれたスケッチブックとすてきな笑顔。昨年1月1日から始まった市ホームページのカウントダウンでは、たくさんの笑顔と温かい言葉で本年1月1日までの365日を一緒にカウントしていただきました。

 昭和23年(1948年)に誕生した本市は、今年で生誕70周年。昨年は70周年の機運を盛り上げるためのプレ事業を行い、今年は記念事業を実施してまいります。今月号では、それらの主な事業について紹介します。問合先、まち魅力発信課 電話620-1602

ゼロをプラスへ
茨木市長 福岡洋一

 明けましておめでとうございます。

 皆さまには、輝かしい新春をお健やかにお迎えのことと心からお喜びを申しあげます。

 本年、本市は市制施行70周年を迎えます。28万市民の皆さまと一緒にこの節目の年を迎えることができましたことを嬉しく思いますとともに、これまでにご尽力いただきました多くの皆さまに感謝申しあげます。

 さて、全国的に大きな課題となっている人口減少につきましては、現在人口が増加している本市におきましても、数年のうちに減少に転じると予測しており、まちの将来を考える上で、避けては通れない大きな課題です。

 こうした中、「次なる茨木へ。」に向け、まちの持続的発展を進めていくためには、各世代の方々が、それぞれの想いを実現できる活躍の場が必要であると考えています。例えば、市民会館の跡地活用につきましては、市民の皆さまとの対話の中でいただいたご意見を参考に、子育て世代をはじめとする多くの方々が気軽に集える複合的な施設、空間である「新たな心の中心地」にしたいと考えております。

 また、子どもたちが社会をたくましく生き抜く力を育むために、小中学校に学習サポーターを配置するなど、「一人も見捨てへん教育」の更なる充実を図ります。一方、一部供用を開始した新名神高速道路や、茨木松ケ本線の開通に加え、本年春に予定しているJR総持寺駅の開業など本市のまちづくりが新たな一歩を踏み出そうとしています。

 こうした取組みを「次なる茨木」に向かって着実に進めるためにも、「マイナスをゼロ」にするセーフティネット的な取組みだけでなく、市民の皆さま一人ひとりの幸せや豊かな生活の実現へ向けた「ゼロをプラス」へと変えていくような積極的な取組みを、この70周年という節目の年を契機に進めたいと考えています。

 今回の特集は記念事業の一部を紹介しています。4月以降も魅力的な取組みを企画しますので、ぜひご参加・ご参画いただき、70周年をともに盛り上げてまいりましょう。

機運を盛り上げる~70周年プレ事業~

 市制施行70周年の機運を盛り上げ、またこれをきっかけに、たくさんの人に本市の魅力を知っていただくため、昨年は市民の皆さんや民間事業者、関係団体と連携しながら、さまざまなプレ事業を行いました。

もっと好きになる~70周年記念事業~

 70周年となる今年は、多くの人に茨木の魅力を感じ、茨木のことをもっと好きになっていただこうと、さまざまな記念事業を実施します。ここでは、3月までの一部事業を紹介し、今後の記念事業については、随時広報いばらきや市ホームページ、魅力発信サイト「茨木三昧!」などでお知らせします。

1 安威川ダムカレーを販売

 梅花女子大学とコラボした安威川ダムカレーが、1月1日からイオンスタイル新茨木3階いばらき茶屋(中津町)にて、700円で販売されます。安威川ダムカレーは、他にも市内6店舗で販売されています。詳細は、市ホームページをご覧ください。問合先、北部整備推進課 電話620-1609

2 「元気!いばらき体操」の新バージョンが登場

 子どもから高齢者まで、多世代の健康づくりに役立つ体操を新たに盛り込んだ、ご当地介護予防体操「元気!いばらき体操」の新バージョンを制作中です。4月頃公開予定です。問合先、高齢者支援課 電話620-1637

3 写真アルバム「茨木市の70年」

 本市が誕生してからの70年の歩みを、約400枚の写真とともに紹介します。7月から市内の書店にて、4,320円で発売予定です。また、掲載する写真も募集中です。詳細はお問い合わせください。問合先、樹林舎じゅりんしゃ 電話052-801-3144