特集2 6月補正予算をご紹介します
問合先 財政課 電話620-1612
ガイドさん
オレンジ
レッド
グリーン
ブルー
スタート
彼らは市の財政情報発信キャラクター「いばら騎士」。今日は市の予算を紹介するツアーにみんなで出かけました。
6月補正予算ツアー行程表
（1）予算額の家
（2）6月補正予算（一般会計）の内訳の窓
（3）6月補正後一般会計予算の内訳の花
（4）社会福祉経費等と市債（借金）の池
ガイドさん 皆さま、本日は「6月補正予算ツアー」にご参加いただき、ありがとうございます。6月補正予算の内容について分かりやすくご案内します。
グリーン 予算は、みんなが納める税金などの収入や使い道について見積もりを立てたもので、福祉や教育・公共施設の維持管理等といった継続的な市民サービスに必要な経費を計上した当初（骨格）予算に、6月補正予算では、新たな経費を加えたんだよね。
レッド そうだよ。4月に市長選挙があって、新しい市長のもと、予算の肉付けが行われたんだ。
ガイドさん 次の表をご覧ください。各会計ごとの6月補正予算額が書かれています。
グリーン 一般会計では、約12億円補正されているけど、何に使われるのかな。
ガイドさん 市の平成28年度6月補正予算の会計別内訳と総額です。約12億円が補正され、さらなる市民サービスの充実が図られます
1 予算額の家
(※各項目、区分、平成28年度当初（骨格）予算額、6月補正予算額、6月補正後予算額の順で)
一般会計
865億円
12億2,318万円
877億2,318万円
特別会計
600億4,827万円
949万円
600億5,776万円
特別会計 財産区会計
52億5,014万円
ー
52億5,014万円
特別会計 国民健康保険事業会計
344億5,008万円
21万円
344億5,029万円
特別会計 後期高齢者医療事業会計
33億8,459万円
925万円
33億9,384万円
特別会計 介護保険事業会計
169億6,346万円
3万円
169億6,349万円
下水道等事業会計
116億3,696万円
ー
116億3,696万円
水道事業会計
85億8,145万円
ー
85億8,145万円
総計
1,667億6,668万円
12億3,267万円
1,679億9,935万円
ガイドさん 一般会計における6月補正予算の内容は、次に見えているとおりです。
レッド 道路・橋りょう等の整備や待機児童解消に向けた小規模保育施設の整備をはじめとする子育て支援の充実など、新たに行う事業や拡充される事業に使われるんだ。
オレンジ その中でも一番大きな割合となったのは、教育の推進についての予算だ。小学校・中学校における英語教育の充実や特別教室へのエアコンの設置などに使われるのだ。
ブルー それだけ市は教育に力を入れているってことやね。
2 6月補正予算（一般会計）の内訳の窓
総額12億2,318万円
1位
教育の推進・文化の振興 5億2,331万円
2位
道路・橋りょう等の整備 2億2,933万円
3位
福祉・子育て支援等の充実 2億2,404万円
ガイドさん 4位から6位はこちら。いばらき環境ポイント制度の導入や妊婦健診の充実など、環境・保健衛生の向上についても大きく増額されています
4位
環境・保健衛生の向上 1億1,672万円
5位
消防・救急業務 992万円
6位
農林・商工業の振興 846万円
その他（防災対策等） 1億1,140万円
ガイドさん 一般会計総額における歳出の内訳でも、福祉・子育て支援等の充実や教育の推進が大きな割合を占めています
ガイドさん 一般会計予算の内訳を見ることができます。
グリーン 福祉・子育て支援、教育、道路等の整備の割合が大きいね。
レッド そうだね。でもその他いろんな事業に予算を配分しているんだよ。
オレンジ この調子でもっと予算を増やしていろんな事業を充実していくのだ！
レッド ちょっと待って。社会福祉経費や市債（借金）残高の伸びからするとそうもいかないんだよ。次に行って、その状況を見てみよう。
3 6月補正後一般会計予算の内訳の花
総額877億2,318万円
歳入
（1）市税 50.2％
（2）国庫・府支出金 27.1％
（3）譲与税・交付金 7.9％
（4）市債（借金） 6.6％
（5）分担金・使用料 2.5％
（6）その他 5.7％
歳出
（1）福祉・子育て支援等の充実 49.2％
（2）教育の推進・文化の振興 11.7％
（3）道路・橋りょうの整備 8.9％
（4）環境・保健衛生の向上 8.2％
（5）市債(借金)の返済 6.2％
（6）消防・救急業務 3.0％
（7）農林・商工業の振興 1.6％
（8）その他 11.2％
ガイドさん 社会福祉経費や市債等を詳しく見てみましょう。
ブルー 一般家庭でのお給料にあたる税等一般財源の伸び以上に、高齢化の進展などから社会福祉経費は増えているし、市債（借金）の残高も増えていて、市の財政状況は厳しいんやな。
レッド そうなんだ。でもね、厳しい財政状況の中でも、市の将来を見据えて、市民サービスの充実を図っていくために、市では今のうちから「やりくり」をしているんだよ。
グリーン 「やりくり」って新たなサービスを実施するために既存の事業を見直したりする「ビルド＆スクラップ」だよね。
レッド その通り。さまざまな事業の見直し・精査や歳入の確保に取組み、市民サービスの充実を図っているんだよ。
4 社会福祉経費等と市債（借金）の池
決算額の推移
税等一般財源
平成24年度
502億円
平成25年度
512億円
平成26年度
516億円
平成27年度（決算見込額）
532億円
平成28年度（決算見込額）
526億円
社会福祉経費
平成24年度
285億円
平成25年度
292億円
平成26年度
310億円
平成27年度（決算見込額）
330億円
平成28年度（決算見込額）
341億円
市債（借金）残高
平成24年度
建設債 249億円
赤字補てん債（臨時財政対策債等） 315億円
総額 564億円
平成25年度
建設債 252億円
赤字補てん債（臨時財政対策債等） 313億円
総額 565億円
平成26年度
建設債 270億円
赤字補てん債（臨時財政対策債等） 318億円
総額 588億円
平成27年度（決算見込額）
建設債 284億円
赤字補てん債（臨時財政対策債等） 324億円
総額 608億円
平成28年度（決算見込額）
建設債 293億円
赤字補てん債（臨時財政対策債等） 325億円
総額 618億円
決算見込額:平成27年度は3月補正後、平成28年度は6月補正後
レッド 道路・橋りょう等の整備など、多くの経費がかかる事業のためにする借金を建設債、一般財源の不足を補うための借金を赤字補てん債というよ
ガイドさん 身近な暮らしで何が変わるかは、特集1をご覧ください。本日はありがとうございました