広報いばらき

市長就任のごあいさつ

わがまち茨木の確かな未来を

茨木市長 福岡 洋一

 この度、4月18日付をもちまして、市政を担わせていただくことになりました。今、改めて、その重責を痛感しているところであり、皆様の期待と信頼に応えられるよう使命感を持って、全力で市政の運営に取り組んでまいります。

 私は、これまでの約5年半、弁護士として会社関係、家族関係など幅広い分野に携わってまいりました。中でも、ライフワークという思いを持って担当した少年事件においては、罪を犯した子どもたちと向き合う中で、教育の大切さを実感し、教育行政に強い関心を寄せるようになりました。また、一児の親として、待機児童問題など、子育て環境の現状にも問題意識を持っておりました。

 弁護士活動を始めるまでには、フリーターやサラリーマンなども経験してまいりましたので、こうしたさまざまな経験を糧に、私が生まれ育ったこの茨木をより良いまちへと発展させるため、将来像をしっかりと描いたうえで、施策を展開してまいりたいと考えております。

 そのためには、広く市民の皆様の意見を聴き、議論を重ね、分かりやすく、多くの皆様に納得していただける市政を進めていきたいと思います。

 今、わが国の総人口は減少傾向に入り、また、少子高齢化による人口構造の変化が急速に進むなど、今後、本市を取り巻く社会環境には、これまで経験したことのないような変化が現れてきます。

 このような中、時代の流れに対応し、持続可能な市政の実現に向け、私は「まちづくり」をはじめ、「教育」「福祉」「経済」「安全」「対話」という6つの政策を柱に「第5次総合計画」の将来像に沿った諸施策を推進し、市民の皆様から「住んで良かった」「住み続けたい」と思われる魅力的なまちの創造に取り組んでまいります。わがまち茨木の確かな未来を築くため、皆様の温かいご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。