広報いばらき

年始のご挨拶

皆様から選んでいただける 魅力的なまちに

茨木市長 木本 保平

 明けましておめでとうございます。

 皆様には、清々しい新年をお健やかにお迎えのこととお喜び申しあげます。

 さて、わが国経済は、国の各種政策等により景気は緩やかに回復をしておりますが、その影響が地方経済にまで行き渡っているとは言えず、先行き不透明で、本市においても厳しい行財政運営を強いられております。

 こうした中、昨年は、「第5次総合計画」がスタートし、これまでの施策に加え、本市の魅力を市内外に発信する「シティプロモーション」といった取組みを開始しました。また、立命館大学大阪いばらきキャンパスの開設にあわせて「立命館いばらきフューチャープラザ」や、防災機能を兼ね備えた「岩倉公園」の開設、JR茨木駅東口広場の整備も完了するなど、本市に新たな活気と魅力が生まれました。

 さらに、これまでの老人福祉センターを再編し、「高齢者活動支援センター」や「多世代交流センター」を開設するなど、高齢者をはじめ、子どもの活動や子育て支援の環境づくりを進めたほか、小学・中学校の児童生徒の学力向上をめざした「茨木っ子ジャンプアッププラン28」の着実な成果を実感する中、経済的に困難な世帯等の中学生に対して、学習支援や生活支援を行い、子どもの貧困対策にも取り組んでまいりました。

 新たな年を迎え、1月17日には、市全体の防災力向上と「自分たちの地域は自分たちで守る」意識の醸成をめざし、防災関係機関や自主防災組織と連携した訓練を市全域で実施いたします。また、子どもの安全対策として、通学路等への見守り用防犯カメラの設置も進めてまいります。

 本年も、皆様から選んでいただける魅力的なまちとなるよう、積極的な施策を展開してまいりますので、変わらぬご理解とご協力をいただきますようお願い申しあげまして、新年のごあいさつといたします。