いばらき市議会だより

一般会計決算討論

 9月27日の本会議において賛成者多数で認定した「平成28年度一般会計決算」に対する討論の要旨は、以下のとおりです。

賛成【公明党】
 賛成する理由は、今必要なサービスの充実に向けた取り組みとして、第一に、学校教育環境向上に向け、他市に先駆けた教育施策を推進したこと。
 第二に、子育て支援策の推進に向け、子育て世帯の経済的負担の軽減や待機児童の解消等、安心して子育てができるまちづくりに取り組んだこと。
 第三に、防犯・防災対策の強化に向けた整備、防災意識の向上を目的とした啓発事業に取り組んだこと。
 第四に、障害者施策と医療・健診の充実に向けた整備、支援事業を実施し、障害者や子どもから高齢者まで健やかに暮らせるまちの実現に取り組んだこと。
 また、茨木松ケ本線やJR総持寺駅の整備等、将来の活力あるまちの発展に向けた都市基盤整備の推進を計画的かつ着実に展開されたこと。
 以上の理由から、本決算に賛成する。

反対【日本共産党】
 反対する理由は、第一に、大型プロジェクトの財源づくりのため、市民犠牲強行と市民要求抑制型の極端な財政運営が進められたこと。
 第二に、行財政運営に多大な影響を与える彩都開発や安威川ダム建設、新名神高速道路等の主要プロジェクト関連事業の見直しもせず漫然と進められたこと。
 第三に、解同優遇行政が是正されたとは言えず、依然として温存されていること。
 第四に、ビルド・アンド・スクラップと称した市民サービスの低下、市民犠牲を激烈に推進したこと。
 第五に、マイナンバー制度に本市が積極的な姿勢に終始したこと。
 第六に、福岡市長が市長選挙で公約に掲げた「クリーンな政治の実現」も非常に中身が乏しいと言わざるを得ないこと。
 以上の理由から、本決算に反対する。