いばらき市議会だより

各会派の新年の抱負

大阪維新の会・茨木

大野 幾子
塚 理
長谷川 浩
滝ノ上 万記
中井 高英
山崎 明彦
山本 隆俊

 新年明けましておめでとうございます。

 皆様には日々、市政に対して多大なるご協力を賜り、心から感謝を申しあげます。

 昨年11月に行われた大阪府知事選挙、大阪市長選挙におきまして、私たち大阪維新の会が支援した候補者が圧倒的な支持を頂き当選しました。この結果がゴールではなくスタートであると認識し、茨木市におきましても、皆様の期待に応えるべく市政発展に取り組みます。

 さて、昨年の本市における大きなニュースの1つとして、立命館いばらきキャンパスが開学したことが挙げられます。それに伴い、JR茨木駅東口や周辺整備により、多くの方々の利便性が向上しました。また、JR茨木駅西口も、これまで多くの市民から要望が寄せられていた、駅前バスロータリーの平面移動が可能となる等、長年変わることがなかった本市の玄関口である駅前整備が進んでいます。さらに、今後も(仮称)JR総持寺駅の開業や安威川ダムの完成、新名神の開通等、大きな事業が完了します。まちの魅力向上のためにこれらをどう活用するのか、しっかりと議論してまいります。

 大阪府内には33の市があり、茨木市の人口は政令市を除くと6番目であり、また、全国的に人口減少が加速する流れの中においても人口が増加しています。他方、少子高齢化の大きな波が押し寄せてきているという現実もあります。それにより、社会福祉費の増加や働き手の不足等、深刻な問題を抱えています。これらは一朝一夕で解決し得るものではありませんので、これからも行政と向き合い、課題解決に向けて取り組んでまいります。

 しかしながら、課題が山積みだからといってその対策だけを考えていてはまちが活性化しません。では、まちの活性化のためには何をすればよいのでしょうか。そもそもまちの活性化とはどういうことなのか。それに対する意見は様々あります。私たちは、「まちの活性化について考え、行動する人材を育成すること」がその1つの重要な手段であると考えています。例えば、「若い世代に茨木市で住みたいと思ってもらうには?」「自転車のマナーアップのためには?」「介護の課題については?」というような課題にアイデアを出し、その実現に取り組む人材が多くいるまちが元気なまちの証しであり、そのような人材を多く生み出すことが活性化に繋がるのではないでしょうか。行政課題の解決に取り組みつつ、人材育成のための施策にも取り組んでまいります。

 これからも「住みたい、住み続けたい」まちとなるよう、施策の実現に取り組んでいきますので、皆様のより一層のご指導とご鞭撻をお願い申しあげます。

茨木市民フォーラム

桂 睦子
小林 美智子
米川 勝利

 新春のお慶びを申しあげます。

 私たち茨木市民フォーラムは、「自分の頭と心で考え、行動する」無所属の立場で、「持続可能性、公正、多様性、自己決定」をキーワードに活動してまいりました。

 昨年、国政では経済的格差拡大や平和、戦争の課題が大きく浮上し、経済や外交のみならず、民主主義のあり方が大きく問われた1年となりました。

 茨木市では、100名以上の市民が参画し決定した第5次総合計画のスタートや、立命館大学開学など喜ばしい事柄がある一方、跡地利用を検討しないままでの市民会館の閉館や、なかなか進捗しない駅前整備、総合的取り組みを始められない山地部整備等、多くの課題を残しています。

 今後も少子高齢化による福祉費が増大する中、子育て施策の充実や老朽化したインフラ整備等が必要です。

 このような中、私たちは、二元代表制である議会が行政のチェックと改革を行うことはもちろん、熟議民主主義を実践し、市民の皆様とつながりながら、健全財政・自然環境・歴史文化を、未来のこどもたちへ責任を持って引き継げる茨木市を創るため、努力してまいります。

公明党

大村 卓司
青木 順子
松本 泰典
篠原 一代
河本 光宏
坂口 康博

 新年あけましておめでとうございます。

 市民の皆様には、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申しあげます。

 昨年、私たち公明党は、真の人間主義に立脚し、人と地域が輝く社会の実現を目指し、「結党50年」から「次の50年」への新たなスタートを切りました。

 今、地方自治体は少子高齢化や社会インフラの老朽化、コミュニティの再生等、多くの課題への対応を迫られています。私たちは茨木の将来を見据え、新しい時代への転換を図っていかなければなりません。

 さて、本市においては、昨年の立命館大学開学に続き、平成28年度には彩都中部地区の事業開始や新名神高速道路の開通など大きな期待が持たれています。今後も、駅前再整備や市民会館建替え、安威川ダム周辺整備等、本市の将来像を左右する事業が進行します。公明党はこれらを単にハード面の整備に終わらせるのではなく、市民の皆様と共に知恵を出し合い持続可能なまちの発展につなげていきたいと思います。

 また、都市間競争が激しくなる中で、まちの魅力発信の為のシティプロモーションも必要ですが、何より大事な点は、現在茨木市に住んでいただいている市民の皆様が「住んでよかった」と感じていただいているのかという事であり、その満足度を高める事が、茨木の魅力発信につながり「選んでもらえるまち」になるものと考えます。

 限られた財源で、効率的・効果的な市民サービスを展開する為には、議会においても、財政運営について的確な判断を下すだけでなく、市民の意思を汲み取り政策提案していくことが求められます。

 これまでも、公明党は常に市民ニーズを把握しながら、議会活動や予算要望等を通して政策提案してまいりました。その結果、昨年は子ども医療費の所得制限の一部撤廃や人間ドックや脳ドックの助成、貧困対策として子どもの学習支援や生活困窮者の自立支援、待機児童対策、全小学校にタブレット端末導入、防犯カメラの設置、防災士育成補助、また、懸案事項であったJR茨木駅前広場のバリアフリー化等を推進いたしました。

 本年も、公明党議員6名は、現場力とネットワーク力で茨木市の諸課題に挑戦し、活力あふれる安心安全の茨木のまちづくりに全力で働いてまいります。

 皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。

自由民主党・絆

福丸 孝之
上田 光夫
下野 巖
上田 嘉夫
辰見 登

 新年あけましておめでとうございます。

 皆様におかれましては清々しい新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。

 昨年は、市長提案の9月議会補正予算案に対して修正案を提出し、修正案が可決いたしました。市長が提出する議案に対して、しっかりと議論をしていくことができる議会であるように、我が会派は活動をし続けております。

 さて、昨年は4月に立命館大学が開学し、隣接する岩倉公園もオープンしました。広大なスペースでゆとり溢れる空間が広がり、老若男女多くの市民の皆様が集っておられ、とても素晴らしいことであると、嬉しく感じております。今後のまちづくりにおいても、市民の皆様にゆとりと潤いが溢れる事業を実施することができるように提案してまいります。

 まちづくりにおいては、市民会館の跡地利用、JR茨木駅西口の整備、阪急茨木市駅周辺整備など、重要な政策課題が山積しております。中心市街地をどのように整備していけばよいのか、万博以来、約46年振りに抜本的なプランニングに着手していかなければなりません。100年後の子孫にも誇れるまちづくりとなることを強く意識しながら行政と議論し、提案してまいります。

 また、山間部におきましては、すでに廃校になった北辰中学校跡地利用に関する検討が始まります。茨木の魅力の一つである山間部をどの様な空間として設計するのか、新名神開通や安威川ダム竣工も今後控えておりますので、非常に重要な取り組みであります。皆様のご意見をお聞かせいただきながら議会で議論してまいります。

 今春は、4月に茨木市長選挙が行われます。我が会派は、まちづくりにおいて重要な局面であることを鑑み、本市にとって相応しい市長が誕生することを望んでいます。いずれにしましても二元代表の一翼として議会が健全に機能する様に今後も活動してまいります。

 今年一年が皆様方にとって健やかな年となりますことをご祈念申しあげます。

日本共産党

朝田 充
大嶺 さやか
畑中 剛

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年のダブル選挙に続き、日本共産党は国政でも府政でも住民の声を無視した暴走政治と正面から対決し、対案を示し、悪政を打ち破る共同をつくるために全力を尽くしてまいります。

 さて、維新市政のもとで市民サービスの切り捨てが強行される一方で、大規模プロジェクトに備える財源づくりを進めるという、極端な市政運営が進められています。こうした中でも日本共産党市議団は、皆さんと力を合わせて、JR茨木駅ホーム・エスカレータ工事着手や保育料みなし寡婦適用の実現や、維新市長の独断専行をとめる共同行動などに全力を挙げてきました。

 今年も戦争法廃止、原発ゼロ、消費税増税中止、市政では国保・介護保険料の引き下げ、待機児童解消、全員喫食の中学校給食の実現などの公約実現に全力をあげます。どうか本年もよろしくお願いいたします。

民主ネット

友次 通憲
安孫子 浩子
中村 信彦
田中 総司

 明けましておめでとうございます。皆様にはご健勝にて新しき年をお迎えになったこととお慶び申しあげます。

 旧年中は、私たち民主ネット議員団に対し、温かいご指導、ご鞭撻を賜り、心から感謝と御礼を申しあげます。

 さて昨年、国会では、十分な議論が尽くされない中で、安保法制や労働法制の採決が行われました。一方、生活実感として、日用品の値上がりや格差拡大は続いており、それだけに自治体の果たすべき役割は大きくなっています。

 茨木市では、立命館大学の開学とそれに伴うJR茨木駅東口広場や周辺地域の整備が行われ、若者が増え、まちの姿も大きく変わりました。また、阪急茨木市駅、JR茨木駅の再々整備計画やバリアフリー基本構想も着々と進展し、市民にとって利便性の高い交通網の整備が行われようとしています。

 一方、少子高齢化も確実に進んでおり、成熟しつつあるまちに対応する子育て、就労、高齢者支援などの福祉政策充実も喫緊の課題になっています。

 まだまだ厳しい財政状況の中、市民やNPO等との協働も踏まえつつ、新総合計画にも示されているような、将来の姿を見据えた施策の実現・充実をめざし、本年も4名が心と力を合わせ、安心、安全、快適・便利な茨木のまちづくりに全力で取り組む決意です。

 結びに、本年が皆様と茨木市にとりまして幸多い年になりますよう祈念し、新年のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

会派に所属しない議員

山下 慶喜

 あけましておめでとうございます。

 命と暮らし守るため、格差拡大、原発再稼働、戦争に反対し、党派を越えた市民行動を強めます。