一般会計決算討論
9月26日の本会議において賛成者多数で認定した「平成24年度一般会計決算」に対する討論の要旨は、本欄のとおりです。
賛成【公 明 党】
賛成する理由は、第一に、「安全で安心して健やかに暮らせるまち」の創造について、子育て支援策や母子保健など福祉健康施策の充実に取り組まれたこと。小・中学校校舎の耐震化や、いじめ防止プロジェクトなど、児童・生徒の安全と快適な教育環境に向けて取り組まれたこと。東日本大震災の教訓を生かした災害対策を着実に推進されたこと。市民との協働のまちづくりをめざし、地域活動の活性化に取り組まれたこと。
第二に「将来の発展を見据えた活力あるまち」の創造について、安全性と快適さを兼ね備えた魅力あるまちの実現に向け都市基盤整備に取り組まれたこと。産業アクションプランの推進など市内産業の振興と活性化に取り組まれたこと。
以上の理由から、本決算に賛成する。
反対【日本共産党】
反対する理由は、第一に、大規模プロジェクトの財源づくりのために、市民犠牲の強行と市民要求抑制型の極端な財政運営が、引き続き行われてきたこと。
第二に、本市の行財政運営に多大な影響を与える彩都開発や安威川ダム建設等の関連公共事業の見直しもなされず、漫然と進められたこと。
第三に、解同優遇行政が是正されたとはいえず、依然として温存されていること。
第四に、さらなる指定管理者制度の導入、公立保育所民営化や学校給食調理員の民間委託、三島公民館のコミュニティセンター化など、一層の市民犠牲を推進したこと。
第五に、続発する職員の不祥事に何ら有効な手立てが打てなかったこと。
以上の理由から、本決算に反対する。