自宅があった北春日丘から近かったこともあり、子どものころは大阪万博の跡地でよく遊びました。廃墟に迷い込んだような不思議な場所だったことをよく覚えています。
また、祖母が春日商店街で本屋をしていたので、そこでマンガや図鑑をたくさん読みました。考えてみれば、そういった経験や環境が私の脳内の文化形成に繋がっているように思います。
歴史ある寺社仏閣のすぐ近くに新興住宅地が立ち並ぶ、そんな新旧が混在し、どこか非日常的な空間を創りあげているのが、茨木市の特徴であり魅力ではないでしょうか。
阪急南茨木駅前に私の作品「サン・チャイルド」が恒久設置されることになり、東日本大震災から1年を迎えた平成24年3月11日に除幕式が行われました。本当に光栄なことで、夢のように思っています。
「サン・チャイルド」には、地域の皆さんに愛されるだけでなく、「日本の復興と再生への願い」というメッセージを多くの人に伝えていってもらいたいですね。