次代を担う若者世代との未来ミーティングin北摂つばさ高校

日時・場所

日時

平成28年12月20日(火曜日) 午後2時~3時30分

場所

大阪府立北摂つばさ高校2階会議室

出席者・テーマ

出席者

 茨木市からの出席者

福岡市長、田川市民文化部長、岸田危機管理監、吉田総務部次長兼危機管理課長、

泉消防長、寺西救急救助課長

大阪府立北摂つばさ高校からの出席者

国際理解エリア履修生徒(2・3年生)、 松浦校長、藤井教諭

テーマ

  1. 気仙沼ボランティアで学んだこと、伝えたいこと
  2. 災害に備えて準備しておかなければならないこと
  3. 心肺停止に備えて準備しておかなければならないこと

 

未来ミーティングの概要

福岡市長と北摂つばさ高校の生徒が、市の災害対策や救命救急対策をテーマに、「未来ミーティング」を実施しました。

北摂つばさ高校は、「社会にはばたく人材の育成」を目指し、東日本大震災の被災地支援活動を行うほか、政治や社会の課題をテーマにした討論会や参院選に合わせた模擬選挙等を実施するなど、「政治的教養の育成」に力を入れており、今回参加した生徒は、選択授業である「国際理解エリア」を履修している3年生と2年生。

市長のあいさつ

最初に、「気仙沼ボランティアで学んだこと、伝えたいこと」「災害に備えて準備しておかなければならないこと」「心肺停止に備えて準備しておかなければならないこと」の3つのテーマについて、11名の生徒が発表等を行いました。

ボランティア活動報告では、生徒が現地での植樹活動等を通じて感じたことを発表。「震災から5年が過ぎたが、いまだに完全には復興していない。まだまだ支援が必要」「行動力の大切さを知った」という意見のほか、「気仙沼高校や地元の人たちとの交流が深まった」「支援する立場ではあったが、逆に元気をもらった」という温かいエピソードも披露されました。

そして、「東北の現状や良さについて、もっとみんなに知ってもらえるように、市でもアピールしていくべきではないか」との提案がありました。

次に、災害に備えて準備しておくべきことについての発表では、「南海トラフ地震に備えて避難所をもっと増やし、備蓄品も充実させる必要がある」「学校でもっと避難訓練をするべき」「自分の身は自分で守ることが重要」などの意見が出ました。

最後に、救急救命についての発表があり、「AEDの設置場所をもっと周知すべき」「AEDの利用促進を支援するスマートフォン向けアプリケーションを導入してはどうか」「駅前や商店街など、人通りが多いところにAEDを置くのが効果的ではないか」といった意見が出ました。

発表する北摂つばさ高校生

これらの発表を受け、危機管理課長は「高校生の皆さんがボランティア活動をしておられるということは、非常にすばらしいことだと思います」と敬意を表した後、茨木市では、岩手県大船渡市を主に支援しており、職員の派遣のほか、特産物の販売支援をしていたことなどを紹介。「災害を風化させないよう、市としても東北の現状や良さなどを今後も伝えていく必要がある」と述べました。

また、避難所や備蓄品については、市の現状を説明したうえで、「避難所は一定の確保ができているものの、今後も民間事業者等と協力をしながら、避難所の確保につとめていく。避難食についてもさらに備蓄を増やしていく方向で検討している」と伝えました。また、市内12か所の公園に、マンホールトイレやかまどベンチ、ソーラー照明などを順番に整備し、「災害に役立つ公園づくり」を進めていることも説明しました。そして、1月17日に行う市内全域の防災訓練についても紹介し、参加団体をもっと増やしていくためにも、家族の人と防災について積極的に話し合う機会をもってほしいと呼びかけました。

AEDに関しては、救急救助課長から、「アプリケーションの導入は良い試みであるが、市の消防システムに取り込む場合はセキュリティ上の問題もあるので、慎重に検討していきたい。設置についても、人通りが多い場所はいたずらをされる可能性もあるので、そういう点も考慮しながら、設置していく必要がある。」と回答。設置場所の周知については「応急手当講習会などの場を活用しながら、一層の周知に努めていきたい」と答えました。

続いて消防長からは、「AEDの設置も大切ではあるが、救命措置ができるかどうか、ということがさらに大切である。皆さんには、助けることができるという自信を持って、AEDを使えるようになってほしい。そして、災害時に最初に自分の身を守ることができるのは自分自身なので、家具の固定などできることから取り組んでほしい」と伝えました。

生徒からは、ほかにも、「小学生でもわかるような防災マップを作ってほしい」「非常食の種類をもっと増やしてほしい」といった意見も出ました。

発表する生徒

 

意見交換後、松浦校長からは「厳しい提案にも誠実に答えていただき、生徒にとっても良い機会が得られたと思う」とのお言葉をいただきました。

最後に市長から生徒の皆さんに対し、「いただいたご意見はしっかりと受け止めて、市政へ反映していきたい。災害時における、外国人や高齢者、障害がある方への対応など、まだまだ課題があるので、これからも一緒に考えていってほしい。そして、災害が起こったとき、一番頼りになるのは、地域の力なので、地域とのつながりを大切にしてほしい」と伝えました。

この記事に関するお問い合わせ先
茨木市 市民文化部 市民生活相談課
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