大雨等の災害によって被災した太陽光発電設備の取扱上の留意点について

更新日:2021年12月15日

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太陽光発電設備はパネルが破損していても、光があたれば発電することから、取扱いに注意する必要があります。また、太陽電池パネルは大部分がガラスで構成されており、安全性への配慮も必要です。

破損した太陽光発電設備を保管する際は、下記の記載内容に十分留意して取り扱いいただきますようお願いいたします。

重要事項

  1.  太陽光パネルは、破壊されていても光があたると発電し感電する恐れがあります。一般の方は危険ですので、絶対に触らないで下さい。
  2. 太陽光パネルの処理にあたっては、ご購入の販売・施工業者に連絡し、適切な処置を依頼して下さい。

所有者等が私有地内等で保管する際の留意事項

感電の防止

太陽電池パネルは光があたると発電します。また、太陽光発電設備のパワーコンディショナーや、太陽電池パネルと電線との接続部は、水没・浸水している時に接近又は接触すると感電する恐れがあります。そのため、感電を防止するよう十分に注意する必要があります。

感電防止のためには、太陽電池パネルの表面を下にするか、又は表面を段ボール、ブルーシート、遮光用シート等で覆い、発電しないようにして下さい。また、複数の太陽電池パネルがケーブルで繋がっている場合、ケーブルのコネクタを抜き、ビニールテープなどを巻いてください。その際、ゴム手袋、ゴム長靴を着用し、絶縁処理された工具を使用して下さい。パネル周辺の地面が湿っている場合や、太陽電池発電設備のケーブルが切れている等、感電の可能性がある場合は、不用意に近づかず、電気工事士やメーカー等の専門家の指示を受けてください。また、降雨・降雪時には極力作業を行わない等の対策によりリスクを低減させることが望ましいです。

破損等による怪我の防止

太陽光パネルは大部分がガラスで構成されており、撤去作業等における破損による怪我を防止するよう十分に注意する必要があります。破損に備えて保護帽、厚手の手袋(革製等)、保護メガネ、作業着等を着用する等によりリスクを低減させることが望ましいです。

水濡れ防止

ガラスが破損した太陽電池パネルは雨水などの水濡れによって含有物質が流出する恐れや感電の危険性が高まる恐れがあるため、ブルーシートで覆う等の水濡れ防止策をとることが望ましいです。

立入の防止

太陽電池パネルによる感電、怪我を防止するため、みだりに人が触るのを防ぐための囲いを設け、貼り紙等で注意を促すことが望ましいです。

こちらも併せてご覧ください

震災によって被害を受けた場合の太陽光発電システム取り扱い上の留意点(一般社団法人太陽光発電協会)(PDF:640.6KB)

水没した太陽電池発電設備による感電防止についてのお願い(経済産業省ホームページ)

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