東奈良遺跡から出土した銅鐸(どうたく)の鋳型(いがた)

東奈良遺跡から出土した銅鐸の鋳型の写真

東奈良遺跡は、弥生時代の大集落で、昭和48年から翌年にかけて、銅鐸を造るための鋳型の他、鎔笵(ようはん)関係の遺物が多数出土しています。
国の重要文化財に指定されています。

施設概要

東奈良遺跡は、阪急南茨木駅を中心に広がる弥生時代(約2000年前)の大集落で、この地域の拠点的集落のひとつです。
これまでに出土した遺物は、壺・甕(かめ)・高坏(たかつき)・鉢などの土器類、石斧(せきふ・いしおの)・石包丁・石鏃(せきぞく)・石錐(せきすい)などの石器類、鋤(すき)・鍬(くわ)・杵(きね)・臼などの木器類、また食用にしたと考えられる貝や鹿・猪などの骨など当時の生活必需品はすべて出土しています。
とくに昭和48年から翌年にかけて出土した銅鐸・銅戈(どうか)・勾玉(まがたま)などの鋳型類は、その年の文化財に関する十大ニュースのひとつになりました。
写真に示しています鋳型は、凝灰質砂岩(ぎょうかいしつさがん)という石に文様を彫り込んだ、第1号流水文銅鐸鋳型で、縦43.5センチ、横29.0センチ、厚さ14.5センチ、重さ28キログラムの大きさのものです。

所在地

東奈良2丁目
阪急 南茨木下車 東へ徒歩400メートル