総持寺

総持寺の写真

十一面千手観世音菩薩を本尊とする真言宗のお寺で、西国33ヵ所第22番目札所として名高く、巡礼や観光客で賑わっています。
毎年4月18日に「庖丁式」が行われます。 

施設概要

補陀洛山(ふだらくさん)総持寺と称され、仁和2年(886年)、藤原一門で中納言の要職にあった藤原山蔭(ふじわらやまかげ)が創建した寺で、延喜12年(912年)に、山蔭の二男公利(きみとし)が寄進した梵鐘(ぼんしょう)の銘に寺の略歴が書かれています。
お寺は、一条、後一条、白河、鳥羽天皇の勅願寺(ちょくがんじ)として栄えましたが、次第に衰え、元亀2年(1571年)の白井河原の合戦のとき、織田信長の焼き討ちにあいました。
その後、天正6年(1578年)、同10年(1582年)の火災や、文禄3年(1594年)の地震で被害を受け、古くから伝わっていた記録類はほとんど失われました。現在の本堂は、慶長8年(1603年)豊臣秀頼(ひでより)の命で、片桐且元(かたぎりかつもと)が再建したものです。
また毎年4月18日には、鯛や鯉などを真魚(まな)ばしと庖丁だけでさばく「庖丁式(山蔭流)」が行われます。これは、山蔭中納言政朝(まさとも)が御本尊を彫る仏師のために、千日間にわたって自ら料理をしたことにちなんだものです。

所在地

 総持寺一丁目
阪急 総持寺下車 北西へ徒歩300メートル