農林業の概要

農業について

    茨木市の農業は、三島平野を中心に古くから米を基幹作物として農業経営の基盤を支えてきました。しかし、昭和30年代以降の積極的な工場誘致策等によって、地域開発が急激に進みました。農地は年々大幅にかい廃され、農家数、農業就業人口は年々減少し、兼業化が著しく、基幹労働力の高齢化、後継者不足等により、生産意欲の減退と労働力の質的低下を招いてきました。

    こうした状況の中で、農業経営の近代化・合理化を図り、都市農業の展開を進めるため、昭和48年度に農業振興地域の指定を受けるとともに、「茨木農業振興地域整備計画書」を策定しました。
    この計画書に基づき、地域の実体に即した農業施策を推進し、野菜、花卉園芸を中心とした施設の近代化も進められ、徐々に経営環境の改善が図られています。総農家数の88パーセントは第2種兼業農家と自給的農家ですが、専業農家は花卉、野菜等の栽培を主体に取り組んでいます。

林業について

   茨木市の森林面積は平成22年現在2,787ヘクタール、林野率は36.4パーセントとなっています。気候の影響によりほとんどが暖帯林に属し、アカマツの天然林が多く、次いでクヌギ、コナラ等の広葉樹林が見られ、暖帯林本来のシイ、カシ林はわずかに存在する程度です。
しかし、マツ林では松くい虫の被害が依然として存在し、解決すべき問題となっています。
   人工林については現在548ヘクタール、人工林率は約20パーセントとなっています。大阪府下平均から見ても人工林への転換は依然として低調ですが、毎年微増しています。

    また近年、森林の公益的機能が全国的に注目され、特に都市近郊林において、その傾向が著しく、人工林一辺倒の林業経営が見直されはじめました。市民からは身近な自然環境資源としての保全整備に対する期待が強くなっており、この豊かな森づくりを実現するために森林ボランティアなどの参加による森林の整備が行われています。

参考 人工林率=人工林面積(548ヘクタール)/樹林地面積(2,580ヘクタール)

この記事に関するお問い合わせ先

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