1月22日 文化財資料館で消防訓練を実施

更新日:2021年12月15日

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放水風景
訓練に伴い文化財を搬出する館員
消防署員の指導の下、消火器を使用しての消火訓練を行う職員

茨木市消防本部は、26日の文化財防火デーに先がけて22日、文化財資料館(東奈良三丁目12-18)で消防訓練を実施しました。
この訓練は、文化財施設における火災発生時の防御体制の確立を図ることを目的に、毎年この時期に行っているものです。
「資料館2階の研修室から出火。職員が初期消火を試みるも失敗、利用者の避難誘導と文化財の搬出を行っている」という想定で、資料館職員が119番通報を行うところから訓練は始まりました。
その後、水尾分署のタンク車、続いて本署の指揮車などが到着し、資料館前に避難していた職員から状況を聞き取り、消火作業を開始。消防隊員は濃煙と熱気が充満している2階研修室に空気呼吸器を装着して進入し、無事鎮火しました。また、建物内での消防訓練とは別に、資料館に向けての放水訓練も行いました。資料館職員は、「今回の訓練を糧に防火の備えをし、貴重な文化財を被害から守りたい」と、真剣な面持ちで話しました。