7月18日 清溪小学校の児童が着衣水泳を体験

更新日:2021年12月15日

ページID: 42317
溺れている人に向かってペットボトルを投げる練習をする児童
みんなで動いて波をつくることで、服を着たまま動くことの難しさを実感
「浮いて待つ」練習をする児童ら

18日、清溪小学校で全学年の児童が着衣水泳を体験しました。

同校では、毎年、海やプールの本格的なシーズンを迎えるこの時期に着衣水泳を行っています。今年は「服を着たまま水の中に入ったときの安全な泳ぎ方や浮き方を身につけ、簡単な救助の仕方を学ぶ」ことを目標としました。

当日は、実際の水難事故を想定して、児童らは長袖長ズボンを着用しました。まず、プールに入ってジャンプしてみたり、川を想定した流れに逆らって歩いたりした児童らは「全然動けない」「泳ぎにくい」と着衣水泳の難しさを実感している様子でした。

次に、溺れてしまったときに大切な「浮く」ことを体験しました。「服が重くて難しい」と言いながら、仰向けになって浮いて助けを待つ練習をし、溺れている人を救助する際には、体を浮かせるためにペットボトルを使うことを学びました。先生から「どうすれば溺れている人までペットボトルをしっかり届けることができると思いますか?」と問いかけられ、児童らはペットボトルに少しだけ水を入れたり、投げ方を工夫したり、自分たちで考えながら取り組みました。

児童たちは「溺れたときは浮くようにすること。また、溺れている人がいても、飛び込んで助けに行かないことが大事です。周りの大人を呼んだり、ペットボトルを投げたりするようにして救助をしましょう」との先生からの説明に真剣な表情でうなずいていました。