6月2日 第1回市民会館跡地エリア活用ワークショップを開催しました

更新日:2021年12月15日

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ワークショップの共有として、ほかのグループの発表を聞く参加者
考えた意見を発表する人と、それを聞く同じグループの人
元市民会館周辺の写真を見て、アイディアを書き込んだり話し合ったりする女性2人

6月2日、市役所で第1回市民会館跡地エリアワークショップを行い、市民約60人が参加しました。

1969年に開館した元市民会館は、経年劣化や耐震性など、さまざまな課題から、2015年12月に閉館しました。

閉館後、市民会館跡地の今後を考えるために、市民5,000人に対するアンケート調査や市民や関係団体など約100人と市長が対話する「市民会館100人会議」を実施したところ、市民の皆さんの市民会館跡地に対する想いには、「ホール」「憩い」「交流」「にぎわい」の4つのキーワードと、「ハレの特別な日」「日常のいごこちのよい場」という視点があることがわかりました。これらの市民の皆さんの想いをもとに、このエリアの活用のキーコンセプトを「育てる広場」とし、場をどう使い、どう活動し、どう変えていくかは、市民自身が考え、作り上げていく、そのような場をめざしています。

「育てる広場」を実現するため、また、施設の使い方や過ごし方についてみんなで話し合い、元市民会館跡地エリア活用に向けた基本計画を作成するために行ったのが、今回のワークショップです。

参加者は跡地エリアに整備予定の広場について考える「広場編」と、施設の機能や役割を中心に考える「施設編」のグループに分かれてワークショップを行いました。

広場編では、市民会館跡地周辺の写真を見ながら、イラストや文章を付箋にして貼ったり書き込んだりして、広場利用のコンセプトテーマを考えました。施設編では、基本構想で想定している図書館、子育て支援などの施設機能を組み合わせることで、新しい施設の使い方や過ごし方を考えました。

参加者は「意見交換の中で新しいことが生まれ、それをみんなで共有できてよかったです」「新しいものを考えることは難しいけれど、茨木の中心地から盛り上がれるような空間にしたいです」と話し、市民会館跡地エリアの空間作りに意欲を見せていました。

7月には第2回目のワークショップを開催し、8月には広場活用の社会実験のスタートとして、元市民会館前に芝生を張るワークショップを行う予定です。