3月3日~11日 国史跡 郡山宿本陣 春の特別公開

更新日:2021年12月15日

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3月3日(土曜日)~11日(日曜日)まで、国史跡 郡山宿本陣(宿川原町3-10)の春の特別公開を行っています。市内外の多くの皆さんに、本市を代表する文化財に親しんでもらうため、通常は5人以上のグループで事前予約が必要ですが、期間中は予約なしで見学することができます。

期間中、「郡山宿を治めた殿さま~徳川御三卿 一橋家~」をテーマにした特別公開企画展を開催しています。かつて、郡山宿本陣がある道祖本村(さいのもとむら)を含む現茨木市域の8つの村は、文政7年(1824年)以降に一橋家の領知となり、郡山宿本陣では一橋家に上納金を納めることによって苗字帯刀を許され、扶持米(ふちまい)が与えられていました。特別公開企画展では、こうした一橋家による領知支配や、幕末の動乱の中で一橋家を支えた郡山宿の行動などを紹介しています。

特別公開初日となる3日、早速見学に訪れた市民は「今回初めて訪れましたが、本陣の歴史に触れながら、日常とは違う空気を感じることができました。ぜひ次の機会にも訪れたいです。」と話し、本陣が持つ悠久の歴史を堪能した様子でした。

期間中は、関連イベントとして府立芥川高等学校教諭による「特別講演会」(10日、14:00~15:30、当日先着40名)をはじめ、本陣の第17代当主である梶洸(かじたけし)さん・飯沼雅行さんと本市学芸員が本陣内を解説付きで案内する「本陣見学案内」(11日、14:00~15:30)を開催します。全て予約不要ですので、この機会にぜひお越しください。