2月22日 要配慮者避難施設開設訓練を実施

更新日:2021年12月15日

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22日、特別養護老人ホーム庄栄エルダーセンター(庄二丁目7-38)で、高齢者や障害者などの要配慮者を対象にした避難施設開設訓練を実施しました。市が民間の施設で同訓練を行うのは初めて。施設職員が各自の役割を確認し、非常時に迅速な行動をとれるようになることを目的に実施しました。

当日の午前9時40分、震度7の大地震が起きたという想定のもと、訓練を開始。まず、市から施設に要配慮者の受け入れを要請しました。要請を受けた施設側は、職員が自分たちでスペースなどを考えてベッドや間仕切りなどの受け入れ設備を設置し、傷病者の受け入れを行いました。

訓練を行った施設職員は「思ったより受け入れ場所の設営に時間がかかることや、情報を正確に伝えることの難しさを感じた。今日の経験を職員全員で共有していきたい」と話し、別の施設職員は「避難所では、特に要配慮者が体調を崩しやすくなる。被災時には、安心できる避難所をスムーズに開設できるようにしていきたい」と話しました。