1月18日 畑田小学校4年生が茨木産の大豆と米で味噌作りを実施
更新日:2021年12月15日
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18日、畑田小学校(畑田町3-31)の4年生が、味噌作りを行いました。この授業は、地産地消や、味噌作りの工程を知ることで食の大切さを学ぶことを目的にした、「食育」の一環として実施されたものです。
味噌の材料は、茨木産の米から取れた麹と大豆で、子どもたちが学校給食で食べている、見山の郷の「竜王みそ」と同じものを使用。授業の冒頭では、見山の郷から招かれた講師が地元で取れた農作物を食べることや給食を残さず食べることの大切さを話しました。
味噌作りは、大豆と麹に塩を満遍なく混ぜる作業から始めました。前日から水に漬け込み、やわらかくした約7キログラムの大豆に手を入れると、子どもたちは大はしゃぎ。
「あったかい!」「ざらめみたいな手触り!」
約10分かけて混ぜ合わせた後、子どもたちは一生懸命麺棒で叩き、残さず大豆を潰しました。最後につぶした味噌の素を丸めて、空気を抜くために力いっぱい樽の中に投げ入れ、味噌作りを終えました。
子ども達は「美味しい味噌を作るために、こんなにも手間がかかっているとは知らなかった」「これからも残さずに給食を食べたい」と話しました。
この日仕込んだ味噌は、約1年間樽の中に寝かせて完成します。来年の授業では、この味噌を使って味噌汁を作る予定です。「みんなで一生懸命作った味噌だから、美味しい味噌汁ができると思う」と、子どもたちは期待に胸を膨らませている様子でした。