12月21日 「人権を考える市民のつどい」で、大前光市氏が講演

更新日:2021年12月15日

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ダンスパフォーマンス中の大前光市さん
普段使いの義足を見せる大前光市さん
光る義足を披露する大前さん。「アメリカでは大ウケだった」とか。

21日、クリエイトセンターセンターホールで、人権週間記念「人権を考える市民のつどい」を開催しました。人権作品入賞者への表彰式と、プロダンサー大前光市さんの講演会に、約320人が参加しました。

大前さんは、プロダンサーとしてスタートを切った直後、交通事故で左膝下を切断。その後、ヨガや武道、新体操など幅広いジャンルの動きを習得し、さらに表現に合わせて長短さまざまな義足を使い分ける、独自のダンススタイルを築き上げました。2016年にはリオデジャネイロパラリンピックの閉会式で、ダンスパフォーマンスを披露し、「片足のプロダンサー」として世界的に注目を集めました。講演会では、「誰にでも輝ける場所がある」と題して、自らのダンスにかける想いや、その想いを実現するための活動などについて、ダンスパフォーマンスを交えながら語りました。

参加した市民は、「大前さんの明るい人柄と、片足を失ってもダンスへの情熱を失わず、活躍を続けておられる意志の強さに深く心を打たれました。今日はお話を聞けて良かったです」と話しました。