9月5日 安威小学校で、「オリンピアン・パラリンピアン」派遣事業を実施

更新日:2021年12月15日

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元オリンピック選手の巽さんと吉田さんからオリンピックメダルをかけてもらった児童たち
吉田選手からリズム水泳の指導を受ける児童達
リズム水泳をする吉田選手と児童たち

5日、安威小学校(安威二丁目21-23)で、大阪府主催による「オリンピアン・パラリンピアン」派遣事業が実施されました。

これは、オリンピック・パラリンピック出場経験者を小学校等に派遣し、直接交流することを通じてスポーツのすばらしさや感動を子どもたちに伝えるとともに、オリンピック憲章やスポーツマンシップについて学ぶ「オリンピック・パラリンピック教育」を推進することで、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた機運の醸成を図ることを目的に実施しており、当日は同校の5年生27人と6年生48人が参加しました。

講師は、2000年シドニーオリンピック、2004年アテネオリンピックのシンクロナイズドスイミングチーム戦銀メダリストの巽樹里さんと、2016年リオデジャネイロオリンピックのチームキャプテンで、シンクロナイズドスイミングチーム戦銅メダリストの吉田胡桃さんが務めました。お2人とも茨木市内にある追手門学院大学の出身です。

オリンピックについて、当時の映像やスライドを用いて子どもたちにわかりやすく話した後、質疑応答の中で将来の夢を語った児童に実物のオリンピックメダルをかけるサプライズもありました。

その後、プールに移動し、シンクロナイズドスイミングの基本動作を用いて、音楽に合わせて泳ぐ「リズム水泳」の実技指導が行われました。実技指導後に、吉田さんがリオデジャネイロオリンピックの演技を披露すると、子どもたちは世界最高レベルの舞に歓声をあげました。

授業を終えて、巽さんは「授業を受けた子どもたちの目がとても輝いていました。シンクロを問わず、スポーツが一人でも多くの児童に夢をあたえられるよう、今後もこうした活動を継続できればと思います」とコメントし、吉田さんは「今回、参加してくれた子どもたちが冷たいの水の中でもリズムに合わせて一生懸命に演技をし、積極的に授業に取り組んでくれたのが、とても印象的でした」と感想を述べました。