7月10日 いばらき女子防災部、講演「災害時のトイレ対策について考える」

更新日:2021年12月15日

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壇上で講演をするNPO法人日本トイレ研究所代表理事 加藤 篤さん

10日、茨木市は茨木市立男女共生センターローズWAM(元町4-7)で、“いばらき女子防災部”の本年度2回目の活動となる講演「災害時のトイレ対策について考える」を行いました。

この講演会は、防災分野における女性の参画拡大、とりわけ自主防災会への方針決定の場への女性の参加・参画促進と、女性の視点に配慮した避難所運営や防災対策を検討するとともに、女性だけの参加者によるみんなに優しい避難所づくりをすすめる避難所設営訓練の一環として実施しました。

講師にはNPO法人日本トイレ研究所代表理事 加藤 篤さんを迎え、3・11東日本大震災での「トイレ問題」を教訓に、衛生面や仮設トイレの設置、携帯トイレ・簡易トイレやトイレットペーパーなどの備蓄など、災害時におけるトイレ対策についてお話をされ、茨木市職員、女性防災リーダー、自主防災組織役員ほか、約170人が聴講しました。

講演後には、質疑応答も行われ参加者は「今まで災害時は、食べ物や飲み物などの確保が重要だと思っていましたが、今回のお話を聞いて改めてトイレの重要性を実感しましたので、家族や友人などにも情報を共有したいと思います」と防災時におけるトイレ問題について関心を高めていました。