6月初旬 西河原公園 飛び交うホタルの光

ゲンジボタが西河原公園を飛び交っている画像

6月初旬、西河原公園で、幻想的に光りながら飛び交うゲンンジボタルが見られました。

同公園のゲンジボタルは、自然環境の大切さを啓発するため、卵から幼虫まで公園内の屋内施設で飼育し、保護しているものです。晩秋にまだ小さな幼虫を公園内の水路に放流すると、その後公園で自然に成長し毎年6月頃に羽化します。今年幻想的な光を放ちながら飛び交ったのは、11月に放流したホタルです。

ゲンジボタルは日本のホタルのなかでも大きくて光が明るいのが特徴。この光はオスとメスが巡り合うための合図で、お互いに相手を間違えないように、種によって色だけでなく、点滅するパターンも違っています。交尾を終え、産卵が済むと死んでしまうので、成虫の期間は長くても2週間しかありません。

市では、市街地でも幻想的なホタルの光の舞を楽しんでもらおうと、6月3日から5日(4日は雨天中止)まで「ホタル鑑賞会」を開催しました。ホタルの光を見やすくするため、公園内の公園灯を消して足下照明を設置し、水路沿いに発生するゲンジボタルを鑑賞できるようにしました。同公園のように市街地の公園でホタルを見ることができるのは大変珍しく、美しくはかないホタルの光を観ようと、多くの人が訪れました。

市の担当者は、「ホタル観賞会では、多くのホタルが飛び交い、2日間で4,800人もの人に来ていただきました。多くの人がホタルの光を楽しみ、自然の大切さについて考えていただけたと思います。市では、公園内でのホタルの自然発生について検証するため、今年から飼育を止めるとともに、公園がホタルの生息に、より適するように、雑草を多く残すなどの環境改善に取り組んでいます。そのため、今後ホタルの発生が不安定になることも考えられますが、ご理解とご協力をお願いします」と話しました。