5月11日 葦原小学校 平和への願いを託す おりづる朝会

更新日:2021年12月15日

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おりづるを折る児童の画像
6年生がおりづるの折り方を教えている様子の画像
6年生がおりづるの折り方を教えている様子の画像

11日、市立葦原小学校(新和町13-50、645人)で、おりづる朝会が行われました。これは、毎年行われている平和学習の一環で、645人の全校児童で千羽鶴を折り、5月26・27日の修学旅行で広島県を訪れる6年生に託します。6年生は、全校児童を代表して「原爆の子」の像に捧げます。全校児童で千羽鶴を折ることには、学校全体として平和への思いを考える機会にするという意味があることから、広島を訪れる6年生だけでなく、全校児童で千羽鶴を毎年折っています。

1年生の教室では、6年生が全体の進行役も務めながら、1クラスに5人前後で折り方を教えました。「わからないところはきいてね」と声をかけながら、1人1羽ずつ完成できるように折り方を教えていきます。最後まで折れた1年生は、「難しかったけど、6年生に優しく教えてもらえたので、もう1人で折れるよ」と話していました。教えていた6年生も、「1年生に教えるのはたいへんだったけど、楽しかったです。みんなが折ってくれた千羽鶴を広島に持っていきたいと思います」と話しました。

今村教頭は、「6年生が主体となることで、学校の代表としての自覚を持ってほしい。さらには、修学旅行のときにもしっかりと平和を意識してほしい」と語っていました。