1月21日 文化財防火デーを前に、国指定史跡・郡山宿本陣で消防訓練

放水訓練の様子の写真
現場指揮本部からみた郡山宿本陣の写真
放水訓練の様子の写真

市消防本部は、26日の文化財防火デーに先がけて21日、国指定史跡・郡山宿本陣(通称:椿の本陣、宿川原町3-10)で消防訓練を行いました。

この訓練は、かけがえのない文化財を火災から守るとともに、市民の文化財愛護意識を高めるため、市内にある文化財を対象に毎年実施しています。

訓練は、「郡山宿本陣において火災が発生し、南西側に延焼拡大中」との想定で行われ、火災発生の通報を受け、最寄りの下井分署などから、市消防職員20人、消防車等6台が出動し、要救助者の確認や迅速な動きで消防用ホースを延長して実際に放水を行うなど本番さながらの訓練を行いました。

訓練を終え、郡山宿本陣の当主梶洸(たけし)さんは「郡山宿本陣は江戸時代に一度火事に見舞われているので、二度と起きないよう最善の注意をはらい、貴重な文化財を守っていきたい」と話しました。

郡山宿本陣とは
江戸時代、京都と西宮を結ぶ西国街道の真ん中にある宿駅として、西国大名や身分の高い武士・公家・幕府役人等が休憩・宿泊に使用。元禄9年(1696年)から明治3年までの175年間分の記録が残された宿帳には、忠臣蔵で有名な赤穂城主・浅野内匠頭の宿泊記録もあります。愛称の「椿の本陣」は御成門のそばで毎年五色の花を見事に咲かせた椿の木に由来します。享保3年(1718年)に類焼しましたが、享保6年(1721年)に再建されて以来、約290年間、ほぼそのままの姿で残され、昭和23年に国の史跡に指定されました。